選択された部分を音声で聴くにはJavaScript が必要です

ページの先頭


黒石寺蘇民祭

最終更新日: 2016年01月04日

蘇民画像

 

 

裸の男と炎のまつり

 こくせきじ そみんさい

 黒石寺蘇民祭

   平成28年2月14日(日)夜10から翌早暁(7時頃)まで

会場案内図

▼国道は全面駐車禁止です。

▼駐車場は、黒石寺向かいの駐車場をご利用ください。午後7時から利用できます。

蘇民袋争奪戦が国道343号に出る時間帯(概ね15日午前5:00から午前6:30

は、交通安全のため臨時駐車場から出ることができません

 

 臨時バス時刻表 黒石寺⇔水沢駅・水沢江刺駅(国道343号経由)

【黒石寺行き】

 2月14日  

 水沢江刺駅発 21:30(水沢駅21:55経由)

  2月15日

 水沢駅発   3:50     

  

 【水沢駅・水沢江刺駅行き】

 2月14日

  黒石寺発 23:30(水沢駅行き)

 2月15日

  黒石寺発  0:45(水沢駅行き)

  黒石寺発  5:30(水沢駅行き)

  黒石寺発  6:30(水沢駅経由、水沢江刺駅行き)

【片道料金】 黒石寺⇔水沢駅:500円             黒石寺⇔水沢江刺駅:600円

  ※臨時バスのお問い合わせ先…岩手県交通胆江営業所(TEL 0197-35-2185)

 

 

 

 

   

    

 

       

 蘇民袋争奪戦の参加者登録

午前0時から祭り案内所にて ※未登録の参加は認められません

登録事項

住所、氏名、過去の取主及び準取主の有無

下帯・足袋

の着用

争奪戦参加者は下帯と足袋を各自準備し、必ず着用すること。

当日は臨時観光案内所で購入可。

特 例

堂内において蘇民将来(護符)をとる時は一般の参加を認める。

但し、他に危害を及ぼすおそれのあるものの着用又は持ち込みは厳禁とする。

勝負判定

について

■取主(1名)

 長い時間締め口を持ち続け審判の認めた者。

■準取主(若干名)

 袋のある部分を長時間持ち続けて審判の認めた者で、締め口より順位が決まる。

 

 ◆国の重要文化財「薬師如来坐像」「慈覚大師像」を公開します。(14日:午後3時~5時、15日:午前2時~4時)

 ◆無料休憩所があります。ご利用下さい。

 ◆負傷等その他一切の事故については、黒石寺並びに保存協力会、奥州市は責任を負いません。

 お問い合わせ】

  奥州市商工観光部商業観光課

  (一社)奥州市観光物産協会 

  黒石寺蘇民祭保存協力会(黒石地区センター内)

  黒石寺

 

  

0197-24-2111

0197-22-7800

0197-26-3819

0197-26-4168

 

◆蘇民祭行事の内容

裸参り(夏参り又は祈願祭ともいう)--午後10時から
 厄年連中、一般祈願者、善男善女が鐘の合図で社務所前に集まり、各自角燈(四角ともいう)と割竹にはさんだ浄飯米(おはんね
り)を持ち、瑠璃壺(るりつぼ)川(山内川)で身を浄め「ジャッソー・ジョヤサ」の掛け声で、薬師堂、妙見堂を巡り、五穀豊穣、災厄消除の祈願を行う。

柴燈木登り(ひたきのぼり)--午後11時30分から
 鐘の合図で行列をつくり腰をかがめて、「イヨーイヨー」の掛け声で、柴、たきつけ、ごま殻、塩をもって進む。 本堂前に前日に
境内の山中から採れた生松割木(長さ5尺に切って二つ割にしたもの)を井桁に3メートル以上の高さに2箇所(昔は3箇所)積み重ねて火を焚く、若人、群集は裸になり柴燈木の上に登って火の粉をあびながら山内節をうたい気勢をあげ祈願する。

別当登(べっとうのぼり)--午前2時から
 鐘の合図で社務所に集まり、手木(祓棒)が祓人(はらいびと)に配られ、別当(住職)並びに蘇民袋を捧げもった総代が守護役、祓人に前後を守られ、ホラ貝、太鼓等を従えて薬師堂内陣に登り、護摩焚き供養を行い、参拝者、祈願者に護摩を授ける。

鬼子登(おにごのぼり)--午前4時から
 檀家の7歳になる男子2名に麻衣を着せ、籠手をつけさせ、木槌(さいづち)を持たせ、鬼面を逆さに背負わせ、素裸で水垢離(みずごり)をとりとった大人に背負われ薬師堂に登り、参拝する。

蘇民袋争奪戦--午前5時頃から

 鬼子登りの式が終わると、蘇民袋(そみんぶくろ)争奪戦(蘇民ねじり又は蘇民びきともいう)が始まる。五穀豊穣、無病息災を願 って故事にならい、疫病の護符である將軍木(かつのき)を削って六方形とし、毎方「蘇民將来子孫門戸☆・(そみんしょうらいしそんもんこなり)」の九字を書き、寸角に切って麻袋(祈願者が1日で紡いだもの)に入れた蘇民袋を檀徒の1人が抱き、外に向って「蘇民将来」と3度叫び終るや、裸体の若者達がこれを奪いあい、堂の外陣は八方から袋を目がけて飛びかかる肉弾相うつ、るつぼと化す。堂の外陣でひともみもんだ挙げ句、裸形の群は堂外へ潮のごとく押し出されてくる。氷点下、寒冷積雪の中である。西に奔り、東に飛んで、生きものの如き袋の行く方を追って奪ったり、奪い返えされたり、汗みどろの争奪戦が明け方までくりひろげられる。白一色の中に展開される男性美の極致である。かくて激闘3時間近くに及び、ようやく夜が明けそめる頃、取主が凱歌を挙げる時刻となり、袋を奪った者の地が五穀豊穣が約束されるという。

◆蘇民祭の歴史

 蘇民将来の最も古い文献は、和銅6年(713)あるいは延長2年(924)に官符により上げられた『備後風土記(びんごふどき)』の逸文の中にあり、「疫隈(えのくま)の社。昔、北海に居られた武塔の神が、南海の神の女子をよばいにお出かけになられたところ日が暮れた。かしこに蘇民將来と巨丹(こたん)將来の2人在って、兄の蘇民將来は貧窮で、弟の巨丹將来は富饒で、家も倉も百ばかりあった。ここに武塔の神は宿を借りようとしたが、巨丹は貸さず、蘇民に宿を求めた。蘇民は粟の柄を坐とし、粟の飯などでもてなした。
 
それから年を経て武塔の神は八柱の子をひきい還って来て申されるには、「我れ、将来の為に報いん、汝の子孫その家にありや」と。蘇民將来答えて「われに女子とこの婦がいる」と。すると武塔の神が申されるには「茅の輪を腰の上に着けよ」と。その夜蘇民と女子2人とを置いて、皆悉に許呂志保呂保志てき(読解困難)、それから武塔の神が申されるには「吾、じつは速須佐能雄(すさのを)の神なり。後の世に疫気あらば、汝、蘇民將来の子孫といって茅の輪を腰につけよ。詔のまま著けさせれば即ち家なる人は疫気から免れるであろう」と申された、と伝えられている。
 黒石寺蘇民祭の起源をどこに求めるかは未だ定説がないが、安永2年(1773)の「黒石寺書上」につぎのとおり書上げられている。

一、年々正月七日夜妙見宮之神事往古者妙見山におひて有之右儀式ニ相用候鬼面十二有之相用申候処高山故か飛行き尤恐敷儀数多有之 候ニ付其後薬師堂におひて祭礼儀式仕来候何時与薬師堂江相移申候哉往古儀ニ而相知不申候右鬼面本式ニ相宛候得者何国共なく飛行き候由ニ而何時相失候哉当時ハ二ツ相残居今ニ至る迄七日之晩子供之頭へ爲冠附人相付よしたいまつ爲持参詣群衆の中を相廻り儀式相勤申候右子共鬼子と申唱来候

一、年々右正月七日夜儀式ニ相用候薪ハ同六日ニ爲伐生割木を薬師堂の土間江三ケ所ニ焼切火ますます燃立候時参詣之諸人東西与投合 或ハ火を以打合申候是往古与祭礼之儀式ニ御座候右焼木を柴焼木(さいとうぎ)と申唱候蘇民祭の参加者は、1週間の精進を励行する。鬼子となる7才の男子も同じであり、その戒律は厳しく守られている。

 裸参り及び柴燈木登りの時刻は、今は午後10時及び午後11時30分であるが、昔は裸参りが午後八時、柴燈木登りが午後10時であったが、祭りの進行上休憩時間を短くすることになり、変更された。その時期は昭和50年代のことである。
 
当夜は寺の境内によし簀(す)張りの小屋が架設され、参詣の善男善女が仲間ごとに一隅を占め、炭火を囲み、暖をとり、仮眠するなどして祭儀の都度鐘の合図により参加する。これの本来の意義は、神迎えのおこもりの姿なのである。
 古来からの祭りの儀式を今に伝えている貴重な民俗文化財であり、全国各地からの多くの参詣者で境内が埋めつくされている。
 なお、黒石寺は天平元年(729)行基菩薩の開基と伝えられ、「東光山薬師寺」と称したが、嘉祥2年(849)慈覚大師錫(しゃく)を東奥に曳いてこの地に至り、遺址をついで伽藍を増し、山中に妙見堂あるが故に山号を妙見山とし、黒い石(蛇紋岩)が出るので寺号を黒石寺と改めたという。

  

山 内 節

 

1.ハァ・・・・・・・・

  揃うた揃うたよ 皆様揃うた

  秋の出穂より なおよく揃うた

  (ジョヤサ ジョヤサ)以下同じ 

2.ハァ・・・・・・・・

  場所だ場所だよ 山内場所だ

  上は妙見 その下薬師 

3.ハァ・・・・・・・・

  場所だ場所だよ 山内場所だ

  奥は大師の ありゃ座禅石

 

 

4.ハァ・・・・・・・・

  一度ござれや 山内薬師

  五穀豊穣の ありゃ守り神 

5.ハァ・・・・・・・・

  柴燈木登りや 別当登り

  鬼子登りで

  ありゃ夜が明ける

 

 

※平成7年、岩手の蘇民祭は「記録作成等の措置を講ずべき無形民俗文化財」として文化庁の選択を受けました。

+ + + お問い合わせ + + +
商業観光課観光物産係
電話: 0197-24-2111(内線273)  FAX: 0197-51-2373
奥州市 Copyright(c) Oshu City All rights reserved.