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後藤新平 絵物語

国務大臣時代 1

国務大臣時代 1
明治41年(1908)、第2次桂内閣が成立し、新平は満鉄を管轄下に置くことを条件に逓信大臣に就任しました。その時のことです。尾崎行雄が桂公と会議の最中に「客が来たので5分まってほしいと中坐したが、やがて帰ってきて又10分とたたない中に「後藤大臣が玄関に見えております。」と取次がやって来ました。そこで尾崎が不思議に思ってたずねると、桂公は「こういう事は度々ある、あれはここを出て自分の官邸へ帰る途中、何か思い出すと戻ってきたりして、一日に3度も4度もやって来ることがある。その度毎に違った意見をもってくるが、3つ4つの中に1つぐらい大変良いのがあるので毎回会うようにしている」と言って笑っていたそうです。
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