杉田玄白から玄斎への手紙

高野玄斎(長英の養父)は、江戸遊学から郷里水沢に戻った後、硯(紫雲硯)を玄白に送った。元端(玄斎の父)が開塾した岩手県南部の東山町は硯の産地であった。この手紙はそれに対する玄白の礼状である。文中に師弟の想いが表れている。この手紙は玄白が75歳で隠居する少し前に書かれたものだが、玄斎から贈られたこの硯を友に、玄白は最後の著述に取り掛かったと思われる。






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