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『おうしゅう地産地消わくわく条例』を制定しました

印刷用ページを表示する 更新日:2018年12月1日更新
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奥州市議会では、平成29年6月に産業経済常任委員会の委員と希望する議員で構成する地産地消推進条例検討委員会(委員10名)を立ち上げ、奥州市における地産地消をより一層推進するための条例の制定に向け検討を進めてきました。
検討委員会では条例に盛り込む事項の議論や市当局との意見交換を重ねながら、7月と10月には各種関係団体との意見交換会を実施、さらには8月には全議員を対象とした議員提案条例に関する研修会、市民と議員の懇談会における意見交換やパブリックコメント等を踏まえ、今定例会最終日の12月20日の本会議において、「おうしゅう地産地消わくわく条例」が議員発議により提案され、全会一致で可決しました。
今回の条例には、地域経済の発展に寄与するとの観点から、地元のお酒やジュースなどでの乾杯を促す、いわゆる「乾杯条例」の内容も含んでおり、また、条例の名称については、市民がわくわくするような、健康で文化的な地域社会を共に築いていくうえで、市民に浸透する親しみやすい条例とするため、「わくわく」という表現を入れ、「おうしゅう地産地消わくわく条例」としました。
条例は、平成30年1月に公布し、4月1日から施行されています。

条例の主な内容

おうしゅう地産地消わくわく条例では、次のような事項について定めています。

  • 前文 条例制定の背景、農業等を取り巻く現状や諸課題と解決の方向、条例制定への決意等
  • 第1章 総則 (1)目的 (2)定義 (3)基本理念 (4)市の役割 (5)生産者の役割 (6)事業者の役割 (7)市民の役割
  • 第2章 地産地消の推進 (1)地産地消の推進 (2)市の地元食材の率先利用 (3)おうしゅうまるかじりの日
  • 第3章 食の安全安心の確保 (1)食の安全安心が確保された農産物等の供給の促進 (2)生産者等の食品トレーサビリティの導入への取組 (3)農業生産工程管理の推進
  • 第4章 食育の推進 (1)食育の推進 (2)学校における食育の推進 (3)食文化継承のための支援
  • 第5章 地元酒等による乾杯の推進 (1)地元酒等による乾杯の推進 (2)市の役割及び市民の協力 (3)個人の嗜好及び意思の尊重
  • 第6章 推進体制 (1)おうしゅう地産地消推進計画の策定 (2)おうしゅう地産地消推進会議の設置 (3)地産地消に関する施策に対する市民の意見聴取
  • 第7章 雑則 (1)普及啓発 (2)財政支援 (3)補則

条例制定までの歩み

平成29年

  • 2月 奥州市議会市政調査会 議員提案条例に関する講演会 講師 公立大学法人岩手県立大学 研究・地域連携室 特任准教授 千葉実氏
  • 6月 第1回地産地消推進条例検討委員会 (条例制定の目的の検討)
  • 7月 第2回地産地消推進条例検討委員会 (条例制定の目的・条文案の検討)
    関係団体等との懇談会 (市立水沢区中学校学校給食センター、県立水沢農業高等学校)
    第3回地産地消推進条例検討委員会 (条例制定の目的・条文案の検討、市当局と意見交換)
  • 8月 第4回地産地消推進条例検討委員会 (条文案の検討、市当局と意見交換)
    議員提案による条例制定に関する研修会 講師 岩手県環境生活部 部長 津軽石昭彦氏
  • 9月 第5回地産地消推進条例検討委員会 (条文案の検討)
    第6回地産地消推進条例検討委員会 (条文案の検討)
  • 10月 関係団体等との懇談会 (コープアテルイ、岩手銘醸、JA岩手ふるさと、JA江刺、水沢サンパレスホテル、ホテルニュー江刺、胆沢第一小学校)
    第7回地産地消推進条例検討委員会 (懇談会の報告、条文案の検討)
  • 11月 条例案要綱に関するパブリックコメント(市民意見提案)の実施 (11月9日~11月17日)
    市民と議員の懇談会 (市内各区で実施)
    第8回地産地消推進条例検討委員会 (懇談会の報告、条文案の検討)
    全員協議会 (検討状況及び条例案の報告、条例の議員発議について)
  • 12月 第9回地産地消推進条例検討委員会 (パブリックコメントへの回答の検討、条例の議員発議について)
    第4回定例会最終日に条例可決

平成30年

  • 1月 条例公布
  • 4月1日 条例施行

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