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第84回 ILC国際推進チーム

印刷用ページを表示する 更新日:2021年11月17日更新
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第84回 ILC国際推進チーム

 前回の希望のひかりでは、ILC実現への道筋として当面の目標は「8月に設立されたILC国際推進チームが世界のコミュニティと一緒にILC準備研究所を設立すること」とお伝えしました。今回は、このILC国際推進チームの活動内容などについてお知らせします。

設立までの経緯

 国際研究者コミュニティの国際将来加速器委員会(ICFA)は、2月にILCプロジェクトの進め方について声明を発表しました。その内容は、ILC研究所の設立と日本でのILC建設に先立って準備段階が必要であり、その段階への移行を促進するためのチームを設立するべき、というものです。これに基づき、ICFAは8月にILC国際推進チームを設立しました。

主な活動内容

 国際推進チームは、1年から1年半の間に、ILC建設の準備段階であるILC準備研究所の設立を目指し、次の活動を行います。

○ILC準備研究所の組織、機能の明確化

○必要な資源に関する大学や研究所などとの交渉

○設立条件に関する合意形成

○加速器や測定器の開発のための国際的枠組みの提供

KEK山内機構長講演

 10月8日に東北ILC推進協議会が開催した講演会において、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の山内正則機構長は、「数千人が働くILCを造るためには、前段階としてILC準備研究所が必要。その準備研究所も数百人が必要であるため、準備研究所の前段階として十数名の推進チームが必要」になったと設立の経緯を解説しました。

 さらに、KEKや国内の研究者の役割は、「まずは、国際推進チームによる検討をサポートし、魅力的で実現性の高いILC準備研究所の組織設計を進めることが重要である」としました。