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希望のひかり 第9回

印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月1日更新
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第9回 セルン視察報告会を開催 ほか

セルン視察報告会を開催

市と市国際リニアコライダー推進連絡協議会は5月16日、「セルン視察報告会」を江刺総合支所で開催しました。報告会には、同協議会会員や一般市民など約120名が参加し、市長らの報告に熱心に耳を傾けていました。
この報告会は、広報おうしゅう5月本号でもお伝えしたスイスの欧州合同原子核研究所(以下、CERN)視察の成果を報告したもの。視察団の一員として参加した小沢昌記市長やNPO法人イーハトーブ宇宙実践センターの大江昌嗣理事長、奥州商工会議所の千葉龍二郎会頭の3人が行政、研究者、産業界というそれぞれの立場から報告しました。

視察から学んだこと

まずは、CERNで目にしたことを小沢市長が報告まずは、小沢市長が視察の概要を報告しました。視察の目的やCERNの概要、街の様子などについて説明。CERNの要人と懇談したことにも触れ、ILC推進組織責任者のリン・エバンス氏の「日本でのILC建設に大いに期待している」との激励も紹介しました。視察から学んだこととして、(1)住居、病院、学校などの生活基盤の整備と言葉の問題への対策(2)リーズナブルな住居の確保(3)自治体の受け入れ体制(4)地元との交流機会の提供や観光レジャーなどのソフト面の充実(5)配偶者の就職支援(6)研究機関と地元自治体のオープンな連携―の必要性を報告しました。

教育環境の整備を

大江理事長は、今後に向けた課題などにも触れました次に、大江理事長が、視察中に懇談を行った齋藤武彦氏(ドイツ・マインツ大学教授)からの手紙を紹介しながら、県内に専門の学部の設置など、教育環境の整備を提案。「『最先端の物理を勉強したいなら岩手に行こう!』とならなければならない」と訴えました。

ILCは復興の起爆剤

3人目の報告者、千葉会頭は、CERN近郊の街並みの景観や治安の良さ、病院や保育所が充実していることなどを報告。ILCは復興へ向けた大きな起爆剤となることを強調し「復興のシンボルに」と話しました。

“おもてなしの心”が大事

3人の報告後、江刺区出身で、CERNに駐在する佐々木修教授(高エネルギー加速器研究機構)から送られたビデオメッセージを上映。ビデオの中で佐々木教授は「大事なのは地元のホスピタリティ(おもてなしの心)。この点は日本、岩手は最高だと思う」と語り、岩手への誘致実現に期待を表しました。

市が今後取り組むこと

最後に、小沢市長が視察のまとめとして、今後、(1)地元の受入意識の醸成(2)住居・教育・医療などにおける受け入れ体制の充実(3)研究者の家族支援―が求められるとし、その対応に意欲を示しました。「ILCをこの地域の活性化の起爆剤とし、夢を持つ子どもたちを多く育てるための礎にしたい」として報告会を締めくくりました。

東京で東北のポテンシャルをPR

東京で東北のポテンシャルをPRの画像東北ILC推進協議会(代表・里見進東北大総長、高橋宏明東北経済連合会長)では5月30日、シンポジウム「日本再生」を都内で開催。講演会のほか「ILCを核とした科学技術創造立国と東北のポテンシャル」と題したパネルディスカッションを行いました。
このシンポジウムで、ILCを日本で実現する意義や、日本再生に向けた東北のポテンシャル(潜在能力)を首都圏に向けてPRしました。

市国際リニアコライダー推進連絡協議会総会を開催

市国際リニアコライダー推進連絡協議会では、セルン視察報告会の前に総会を開催。平成24年度事業報告や25年度事業計画が承認され、本年度も昨年に引き続き、東北における誘致活動の支援やILCに関する情報の提供などを行うことにしました。

出前講座を実施しています

市は、23年度からILCに関する出前講座を実施しており、本年度も同様に実施。この出前講座は「ILCとは何なのか」「どのような効果があるのか」「安全性はどうなのか」などについて市の担当者が説明するものです。
既に地区振興会などを対象にスタート。活発な質問が出るなど、市民の皆さんのILCに対する関心の高さが伺えました。
出前講座は、10人以上の団体を対象に実施します。希望する場合は、お気軽にお問い合わせください。

希望のひかり 第9回[PDFファイル/1.62MB]

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