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希望のひかり 第28回

印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月1日更新
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第28回 ILCを核としたまちづくりを学んだ市議会 ほか

市議会の「ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会」(渡辺忠委員長)は、2月2日、3日の2日間、高エネルギー加速器研究機構(KEK、鈴木厚人機構長)などを訪問しました。今回は、この視察と盛岡市で開催された第2回加速器関連産業参入セミナーについてお知らせします。

ILCを核としたまちづくりを学んだ市議会

KEK職員の説明に聞き入る視察団この視察では、KEKのほか、千葉県柏市で公民学連携によるまちづくりの拠点、柏の葉アーバンデザインセンター※(Udck、出口敦センター長)などを訪問。委員13人がILCや国際学術研究都市への理解を深めました。 KEKでは、ILCの加速器の心臓部である「超電導加速空洞」の製造・試験施設を見学。Udckでは、環境共生型の国際的なまちづくりを進めるための取り組みとして、住民や学生が学び合うコミュニティの育成や地域全体のエネルギー管理、カーシェアリングなどの説明を受けました。
このほか、未来のまちの仕組みやライフスタイルを仮想体験できる「柏の葉スマートシティミュージアム」を見学。街のあらゆるデータを分析して、安心・快適な暮らしを支える「スマートシティ」の仕組みを学びました。
※公・民・学が共同運営し、まちづくりの企画・調整などを地域主体で実践するための活動の場

加速器関連産業参入への可能性

セミナーでの意見交換の様子県などが主催する第2回加速器関連産業参入セミナーが2月16日、盛岡市内のホテルで開催されました。県内の企業や研究機関などから約150人が参加。ILCを契機とした加速器関連産業への参入に向けて現状や課題に理解を深めました。
同セミナーでは、KEKリニアコライダー計画推進室の山本明室長と宮原正信特別技術専門職が講演。山本氏は「ILC全体準備状況」と題し、ILCに必要な先端技術の開発状況や超電導加速空洞の製造などについて解説しました。同空洞の製造においては、機械加工から表面処理、組み立てまでの過程で企業の参入が可能で、その技術は転用できることを訴えました。
宮原氏は「ILC関連Cfs(土木・施設工事)の現状と課題」と題し、トンネルの設計や建設スケジュール、必要な工事などについて説明。今後の課題として、北上山地に合わせた最適な設計や国際的な合意形成などの必要性を強調しました。政府の誘致表明に向けては「建設コストとスケジュールを徹底的に検証し、最終案をまとめることが必要」と述べました。
両氏の講演後、いわて産業振興センターの大森健一科学・技術コーディネーターが「加速器製造に関わる要素技術の分析および県内企業の加速器産業への参入可能性調査事業」について報告。アンケートの結果から「県内企業は、参入に対して、安定した発注量や技術指導などの条件を求めている」と解説し、加速器の組み立てには、さまざまな業種に参入の可能性があることを紹介しました。
このほか、県が「いわて加速器関連産業研究会」(仮称)の設立を提案。同研究会は27年度に発足し、セミナーや視察、研究開発支援などを展開していく予定です。

いわて加速器関連産業研究会(仮称)の会員を募集しています

県では「いわて加速器関連産業研究会」(仮称)の会員を募集しています。この組織は、加速器関連産業に係る産学官の交流および連携の場の創出などを目的としています。詳しくはお問い合わせください。

問い合わせ・申込先

県政策地域部科学ILC推進室(019-629-5203)

希望のひかり 第28回[PDFファイル/1.15MB]

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