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希望のひかり 第32回

印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月1日更新
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第32回 加速器で解き明かす4つの謎 ほか

「先端加速器科学技術推進シンポジウム2015in 東北」(いわてILC加速器科学推進会議など主催)が10月17日、市文化会館(Zホール)で開催されました。今回は、その講演要旨をご紹介します。

加速器で解き明かす4つの謎

高エネルギー加速器研究機構(KEK)・山内正則機構長宇宙の始まりは素粒子の世界。素粒子の性質が宇宙の創生と進化の謎を解明する。素粒子の研究は、日本が世界をリードする分野だ。
宇宙には解き明かすべき4つの謎がある。「質量の起源」「暗黒物質の正体」「宇宙から消えた反物質」「加速する宇宙膨張」。この謎を解くために、茨城県東海村のJパークや、同県つくば市のBファクトリー(KEK)、スイスのLHC(CERN)などがある。これに加えて、ぜひ東北にILCを誘致したい。

―高エネルギー加速器研究機構(KEK)・山内正則機構長

ILC計画の現状と将来に向けて

先端加速器科学技術推進協議会大型プロジェクト研究部会・山下了部会長ILCは、「目指すもの」「建設場所」「製造技術」がそろい、建設に向けて国内だけでなく関係各国の議論も始まっている。日本が主導して国際的な枠組みをつくるのは初めてで、特に科学技術の分野では非常に大きな挑戦だ。
科学は人をつくり、挑戦意欲をつくる。それが新しい文化や技術となり、生活、文明につながる。ILCをいかに地域や子どもたちの将来に生かしていくか、皆さんと一緒に考えたい。

―先端加速器科学技術推進協議会大型プロジェクト研究部会・山下了部会長

ILCが築く豊かな未来

日本創成会議・増田寛也座長ILCができれば、アジア初の国際研究拠点となり、そこから新しい産業が生まれる。また、約1万人の研究者と家族が地域に溶け込む。その効果は絶大で、そのような可能性があるのはこの地域だけ。そんな地域で若い人たちが学び、将来も地域を支えたいとの思いを抱くだろう。
国の財政が厳しい中、政治決断のハードルは高い。何より大事なのは、国民一人一人の熱意と意志だ。岩手が中心となって熱を高めてほしい。

―日本創成会議・増田寛也座長

シンポジウムに参加して ~interview~

水沢高校1年平岡 凌(ひらおか りょう)君

水沢高校1年平岡 凌(ひらおか りょう)君

長年にわたる宇宙の謎を解き明かす手がかりとなるILCが本県に建設される可能性があるということは、大変光栄です。理系大学に進学を目指す私にとって興味深い内容でした。

水沢第一高校1年佐藤 瑞綺(さとう みずき)君

水沢第一高校1年佐藤 瑞綺(さとう みずき)君

ILCが完成すれば、岩手が世界の科学技術の中心になる…そう思うと待ち遠しいです。これから変わっていく「岩手」。その素地になれるよう、しっかり勉強していきたいです。

水沢商業高校3年佐藤 玲菜(さとう れいな)さん

水沢商業高校3年佐藤 玲菜(さとう れいな)さん

私は将来、福祉の仕事で住みよい街づくりに貢献したいと考えています。ILCの実現でさまざまな分野が新たな可能性を広げ、東北が魅力ある地域に発展することを願っています。

希望のひかり 第32回[PDFファイル/1.02MB]

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