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希望のひかり 第41回

印刷用ページを表示する 更新日:2018年7月1日更新
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第41回 有識者会議と東北ILC準備室 ほか

今回は、東京大学素粒子物理国際研究センター特任教授の山下了(さとる)氏を講師に、市文化会館(Zホール)で3月11日に開催されたILC講演会の内容を踏まえ、「ILC実現に向けた最終コーナーの状況」をお知らせします。

有識者会議と東北ILC準備室

2014年6月に文部科学省に設置されたILCに関する有識者会議は、既に建設コスト・国際的経費分担・人材確保などに関する検討を終えています。現在は、ILCを運営する場合に必要となる国際研究機関の体制や管理運営の在り方などの検討を初め、7月には取りまとめが行われる見込みです。
また、東北地域においては、建設準備活動を強化するため東北ILC推進協議会内に東北ILC準備室を設置し、地域広域基本計画の策定作業や国家戦略特区構想の実現に向けた設計などが行われていて、これらは、国として誘致を判断するための重要な情報になるものと考えられます。

建設コスト削減によりILCを早期実現へ

ILC国際設計チームは現在、北上山地に限って詳細設計を進め、5月には第1段の取りまとめが行われ、8月には最新設計書が国際会合で決定される見込みです。1兆円を超えると言われていた建設コストは30%~40%の削減が可能と試算され、このコスト削減によりILCの実現可能性は格段に上がっています。また、最新設計書が決定されれば、いよいよ諸外国との予算分担の議論が開始されることになります。
このような状況から、ILCの国内実現に関する政府判断は2017年~18年頃までに行われると見られています。

ILC発祥の地 奥州

1990年代に国内の素粒子研究者らが、大型加速器建設計画に関連し、北上山地の花こう岩に着目して以降、故・椎名素夫代議士が積極的に情報収集や講演会などの学習の機会を提供し、本市や岩手県もこの当時から実現に向けた活動を水面下で行ってきました。まさに、本市はILC発祥の地でもあり、これらの活動の成果がこの1~2年で花開こうとしています。

「ILCの誘致は世界とつながる地方創生」と語る山下氏

本市では、本年度をILC実現に向けた正念場の年と位置づけ、東北ILC準備室の活動支援や市民などへの普及啓発活動を強力に推進してまいります。

希望のひかり 第41回[PDFファイル/811KB]

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