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■訪問介護サービスとは?
介護を必要とする人の自宅をホームヘルパー(訪問介護員)が訪問し、日常生活を送る上で必要な支援を行うサービスです。ホームヘルパーが行うサービスは、大きく分けて2種類あります。
(1)身体介護
食事や入浴、着替え、排せつ、移動の介助など、ホームヘルパーが介護を必要とする人の体に直接触れながら行う介護サービスです。介護を必要とする人の身体状態や精神状態に沿った支援を行います。
(2)生活援助
介護を必要とする人が一人暮らしだったり、家族が家事を行えなかったりする場合に、必要な身の回りの世話をしながら日常生活を支援します。具体的には、食事の準備、掃除、日用品などの買い物代行、部屋の片付けなどです。ただし、訪問介護は家事代行ではないため、家族の部屋の掃除やペットの散歩など、本人以外の支援は含まれません。
訪問介護サービスを上手に利用することで、在宅介護を行う家族の負担を軽減できます。また、住み慣れた自宅で生活を続けることができ、介護する側もされる側も、ストレスを抱えることなく、穏やかな日々を過ごせるのではないでしょうか。
■利用方法は?
訪問介護サービスを実施している事業所や、担当のケアマネジャーにご相談ください。