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定例記者会見(平成30年10月10日)

印刷用ページを表示する 更新日:2018年10月11日更新
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発表項目

 

発表項目1:大谷翔平選手応援企画 トークイベント“翔タイム!”-いわて奥州からエール-の開催について

 メジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスに所属する奥州市出身の大谷翔平選手は、現代プロ野球では類を見ない二刀流の先駆者として、ルーキーイヤーとなった今シーズン素晴らしい活躍を世界中の野球ファンに見せてくれました。

 シーズン終了に際し、これまでの活躍を振り返るとともに、大谷選手が今後もますます元気で活躍できるよう地元からエールを送るため、大谷翔平選手応援イベントを開催します。

 

1 主催等

(1) 主催 奥州市

(2) 共催 大谷翔平選手ふるさと応援団(奥州市、奥州市議会、奥州市教育委員会、奥州商工会議所、前沢商工会、岩手ふるさと農業協同組合、岩手江刺農業協同組合、一般社団法人奥州市観光物産協会、一般社団法人奥州市体育協会、奥州市野球協会)、岩手日報社

 

2 開催内容

(1) 開催日 平成30年11月4日(日) 14時00分から16時30分(13時30分 開場)

(2) 場 所 奥州市文化会館(Zホール)中ホール

(3) 定 員 500人(聴講券による)

(4) 内 容 ストレートトーク(基調講演)、クロストーク(パネルディスカッション)、パネル及びグッズ展示、応援動画上映 他

 

3 聴講券の配布

・専用メールアドレス(showtime@iwate-np.co.jp)

・はがきでの申込み (〒020-8622 盛岡市内丸3-7 岩手日報社企画推進部「トークイベント“翔タイム”」係)

・FAXでの申込み   (019-626-1881)

 

4 応援動画の作成、WEB公開

大谷選手の応援動画を作成し、11月4日の企画展において上映、WEBにて公開

 

5 プレイベント

イベントの事前PRを兼ねて、プレイベント(パネル展)を開催します。

・開催期間  平成30年10月26日(金)から11月3日(土)

・場  所  コープあてるい 2階あてるいコーナー(催事場)

・内  容  パネル展示、11月4日企画展のPR

 

問い合わせ

奥州市協働まちづくり部生涯学習スポーツ課(内線334)

Q&A

:ストレートトークとクロストークにはどのような方が出演されますか。

:ストレートトークはスポーツライターの佐々木亨さん、クロストークは佐々木さん、花巻東高校コンディショニングコーチの小菅智美さん、岩手日報大谷翔平特派員の小田野純一さん、ふるさと応援団顧問の立花公夫さんです。

 

:申し込み方法について詳しく教えてください。

:イベントの内容や申込方法は、広報おうしゅう10月本号と市ホームページでお知らせします。岩手日報ホームページに掲載の専用申込フォームのほか、はがき、FAXでも申し込みができます。市役所本庁などで配布するチラシにもQRコードを掲載していますのでご利用ください。受け付けは本日から、先着500人です。聴講券は後日郵送します。

 

:応援動画とはどのようなものですか。

:大谷選手ゆかりの地の紹介や、市民による応援メッセージなどです。

 

発表項目2:平成30年度奥州市市政懇談会の開催について

 市では、市政について理解を深めていただくとともに、市民と行政の協働によるまちづくりを推進するため、市長等が各地域に出向き地域住民から施策についての意見や地域課題などを聴き、これらを市政に反映させるために市政懇談会を開催します。

 

1 懇談方法

 前半は次のテ-マについて懇談し、後半は市政全般について考えていることを自由に発言していただく自由懇談を実施します。

 『懇談テーマ1』 奥州市公共施設等総合管理計画について

 『懇談テーマ2』 空き家対策について     

 

2 開催日時等

 各地域において、次のとおり休日と夜間に開催する。(合計10回)

会場

休日

13時30分~

15時00分

夜間

18時30分~

20時00分

本庁講堂

11月11日(日)

11月28日(水)

江刺総合支所多目的ホール

11月23日(金)

11月16日(金)

前沢総合支所401大会議室

11月25日(日)

11月19日(月)

胆沢総合支所大会議室

11月24日(土)

11月12日(月)

衣川保健福祉センター多目的ホール

11月18日(日)

11月27日(火)

 

3 開催結果の公表

 市政懇談会の開催結果については、後日、広報紙及びホームページにて公表します。

問い合わせ

奥州市総務企画部政策企画課(内線441)

 

発表項目3:奥州市公共施設の将来を考えるシンポジウムの開催について

 少子高齢化と人口減少は、これまでの地方行政運営の見直しを迫る大きな課題であり、市民の暮らしにも色々な影響が出てきています。2016年のデータでは、人口が増加している都道府県は7つと言うことですが、2040年には、47都道府県のすべてが人口減少になるとの人口推計が発表されています。

 このように人口減少は、今日の日本全体の大きな課題であり、それと同時進行で、市民の暮らしに密接な行政サービス提供の場となっている「公共施設」が、一斉に老朽化時代を迎えている状況にあります。

 このことから、人口減少社会に適した公共施設の再編や長寿命化計画を策定し、その実行を進めるため、市民の皆さんと課題認識を共有し、これから共に改革を進めるためのスタートアップ事業としてシンポジウムを開催いたします。

 

1 日時 平成30年10月20日(土) 開場 午後1時  開会 午後1時30分

2 場所 奥州市文化会館Zホール(中ホール)

3 入場は無料です

4 内容

 (1)市長あいさつ

 (2)基調講演「公共施設のことをみんなで考えよう~人口減少社会を見据えて~」

   講師 岩手県立大学 研究・地域連携本部特任教授

       齋藤 俊明(さいとう としあき) 氏

 (3)現状報告 「奥州市公共施設等総合管理計画について」

問い合わせ

奥州市総務企画部行財政改革推進室(内線456)

Q&A

:どのような方を対象としたシンポジウムでしょうか。

:一般市民を対象としたシンポジウムです。各地区振興会、指定管理を受けている団体、若い方にも参加をしていただくため小中学校のPTAなどへご案内をお送りしています。本市の公共施設1978棟のうち半数以上が30年を経過しており、人口減少社会に適した公共施設の再編や長寿命化計画の策定を進めるにあたり、市民の皆さんにも現状を理解していただくために開催するものです。

 

発表項目4:奥州市空家等の適正管理に関する条例の制定および平成30年度奥州市空き家等実態調査の結果について

<奥州市空家等の適正管理に関する条例の制定について>

1 趣旨

 空家等対策の推進に関する特別措置法(空家特措法)に定めるもののほか、空家等の適正な管理に関し必要な事項を定めることにより、市民の良好な生活環境の保全及び安全で安心して暮らせる社会の実現に資するため、奥州市空家等の適正管理に関する条例を制定し、10月1日から施行されました。                                                                                                                                          

 

2 主な制定内容

(1) 応急措置(第5条、第8条)

 災害等による屋根材の飛散や庭木の倒木、ハチの営巣など、市民の生命、財産を守るため緊急の対応が必要な事案で、所有者等と連絡が取れない場合等に、市が必要最小限の応急措置を取ることができるようになりました。措置後、所有者に通知するとともに要した費用を徴収します。所有者等が不明な場合は、措置の告示を行うことにより通知に代えます。(第8条)

 また、応急措置を行うために必要な立入調査ができる旨を規定しました。(第5条)

(2) 特定空家等の認定と取消し(第6条)

 法で規定されている「特定空家等」について、市長が、空家等対策協議会の意見を聴いたうえで認定するものであると位置づけました

 認定された特定空家等に対しては、法の規定に基づき、助言・指導、勧告、命令、代執行の対応をしてまいります。

(3) 公表(第7条)

 特定空家等に係る措置命令の実効性をさらに強固にするため、法14条3項の命令を受けた所有者等が当該命令に従わない場合は、当該所有者等の住所及び氏名を公表することができることとしました。公表は、市の掲示板への掲示により行われます。

(4) 空家等対策協議会(第10条~第13条)

 これまで要綱で設置しておりました協議会を、改めて条例により設置し、市の附属機関として位置づけを行いました。従来の空家等対策計画に関する業務に加え、特定空家等の認定に係る協議も加わることによります。

【協議会構成メンバー】

市長、地域(5名)、議会、法務(司法書士会)、不動産(宅建協会、土地家屋調査士会)、建築(建築士事務所協会)、福祉(社会福祉協議会)、文化(学識経験者)、その他(警察、消防)

 

 法と条例を組み合わせた全体の体系につきましては、「奥州市の空き家対策」として、市政懇談会のテーマの一つとして地域での説明を行うとともに、ホームページ等でも紹介してまいります。

 

<平成30年度奥州市空き家等実態調査の結果について>

1 趣旨

 市では、「空家等対策の推進に関する特別措置法」(空家特措法)の制定を受け、平成27年度に、地域の実情に精通している行政区長各位のご協力をいただきながら空き家の実態調査を実施し、市内に2,192件の空き家があることを確認しました。

 前回の調査から3年が経過し、既存空き家の解体または売買等による利活用が進められている反面、居住者の死亡または施設入所等による新規の空き家も増加しております。

 そこで、前回調査で把握した空き家の現況を確認するとともに、新規の空き家の把握について、再び行政区長各位のご協力をいただきながら調査を実施したものです。                                                                                                                                          

 

2 調査内容

 (1) 空き家現況確認

   前回調査で報告のあった空き家の現況確認(解体済みまたは居住や利用のあるものを空き家から除外)

 (2) 新規空き家調査

   前回調査以降に新たに空き家になったもの、前回の調査から漏れたものの拾い出し

 

3 調査期間

平成30年5月10日~6月29日

 

4 調査結果

 この調査の結果、調査後の空き家件数は2,603件で、この3年の間に差引411件の空き家が増えていたことがわかりました。空き家になった原因は、居住者の死亡または施設入所等によるものが圧倒的に多い状況です。

 新規で報告された空き家につきましては、現在所有者等の調査を行っておりますが、今後、アンケートを実施し、管理状況や利活用の意向を確認していきたいと考えております。

 

問い合わせ

奥州市市民環境部生活環境課空家対策室(内線256)

Q&A

:調査結果を見ると衣川では解体や利用などが行われていないようですが、どのような理由からでしょうか。

隣近所が離れているため、すぐに壊さなければならない状況にはないからではないかと考えています。

 

:危険な家屋はパトロールによって発見するのでしょうか?

多くは、その建物の近隣の方からの通報です。所有者が判明している場合は、所有者に処置をお願いします。遠方のため間に合わない、所有者不明などの場合は、市が状況に応じて業者に委託し応急措置をします。

 

:空家等対策協議会とはどのようなものですか?

空家等対策計画を策定するために設置しました。計画の進捗状況の確認などのために年に1、2回会議を開催しています。今後は特定空き家等の認定も加わります。

 

:特定空き家として認定している家屋はありますか?

A:特定空き家として認定している家屋はありませんが、平成27年の調査において、基礎や外壁などに著しい老朽化がみられ、放置すると危険な状況になると思われる家屋は52棟あります。これがそのまま特定空き家になるものではなく、助言や指導等を繰り返し、措置が行われない場合は勧告を行います。勧告をしても所有者が放置し、危険な状況が続く場合は措置命令を行います。

 

 

自由懇談 

:平成30年北海道胆振東部地震で被害を受けた姉妹都市の北海道厚真町などへの支援の状況について教えてください。

現在、本市では募金活動を行っており、10月31日に厚真町と長沼町を訪問し義援金をお渡しする予定としています。厚真町から、水を運ぶ専用の袋が必要との要請がありましたので、1,200袋お送りしました。直接の職員の派遣要請はありませんが、北東北の支援チームから要請があったものについて職員の派遣を行っています。奥州金ケ崎行政事務組合消防本部からは3隊派遣し、救助活動に加わりました。厚真町は特に大変な被害を受けましたので、罹災証明書の発行や家屋の被害調査など長期的な支援が必要になると思います。

 

:大谷翔平選手の活躍について、どのように感じていらっしゃいますか。

A:怪我のため投手としては出場できないということで心配しましたが、打者に専念した結果1年目で22本のホームランを打つなど、非常に素晴らしい活躍だったと思います。どのような状況でも大リーグという舞台でパフォーマンスを発揮できるということを高く評価しています。手術が成功したと聞いていますので、今後も投打にわたる大活躍を望んでいます。トークイベントでは、地元からも熱烈に応援していますという気持ちをお届けしたいと思っています。