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ようやくしのぎやすい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしですか。
合併前の旧5市町村単位にあった地域自治区の終了に伴い設置された「奥州地域会議」の初会合が、先月開催されました。この会議は、30地区の振興会長が市全体の均衡ある発展と、地域が抱える問題について、情報を交換しながら解決に向けて力を合わせていくというものです。奥州市らしさが発揮できるよう、皆さまと協議を重ねてまいります。
市では、県司法書士会、県宅地建物取引業協会、県土地家屋調査士会、県建築士事務所協会の4団体と空き家対策の推進に関する協定を締結しました。昨年度の空き家に関する相談や苦情は130件、15年度調査では市内に2192戸もの空き家があり、増加傾向にあります。より良いまちづくりのために連携し、適正管理の推進を図ってまいります。
市総合体育館開館20周年記念事業として開催された夏巡業・大相撲奥州場所には、市内外から多くのファンが集まり、生の相撲の醍醐味を思う存分味わいました。本市出身の三段目漣が土俵に上がると、「頑張れ!」とひときわ大きな声援が送られました。たくさんの声援を受けて少し緊張したという漣さん。来場所の活躍を大いに期待します。
米大リーグで活躍する大谷選手を応援するため、商工会議所やJA、体育協会など10団体で構成する「大谷翔平選手ふるさと応援団」が発足しました。清水寺森貫主が揮毫した文字をデザインした横断幕やポスターを、総合支所や駅構内に設置するほか、パブリックビューイングも検討します。今後は、団体サポーターを募りながら大谷選手の活躍につながるよう、ふるさとから応援してまいります。