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日ごとに寒さが増してまいりましたが、皆さまいかがお過ごしですか。
オーストリアの姉妹都市ロイテ、ブライテンヴァング両市の公式訪問団が、奥州市発足後初めて、旧江刺市時代から13年ぶりに訪問されました。両市は、平成3年に旧江刺市と姉妹都市を締結。東日本大震災後に本市の高校生が両市へ訪問した際には、旅費を全額ご負担いただくなど、温かいご支援をいただきました。訪問団は市民交流や日本文化を体験し、本市の温かさを感じたことと思います。これからも交流を深めてまいります。
先月、本市への企業誘致を目的に都内で開催された「おうしゅう首都圏産業交流会」と「企業ネットワークいわて2018in東京」に出席し、本市をPRしてまいりました。首都圏や東北主要都市からのアクセスが良好で、ILC建設候補地の魅力あふれる奥州市です。今後も交流会などを積極的に行い、企業誘致に結びつけてまいります。
世界遺産・平泉をイメージした図柄入りナンバープレートの交付が始まり、毛越寺でお披露目会がありました。デザインは、黄金文化を象徴する金色を基調に、平和を象徴する円、中尊寺金色堂の装飾があしらわれています。図柄入りナンバーで平泉の世界遺産がPRされ、地域活性化に結びつくことを願います。
先月、市公共施設の将来を考えるシンポジウムを開催しました。人口減少と同時に公共施設が老朽化を迎える現状と在り方について、県立大学の斎藤俊明教授にご講演いただき、参加者と問題を共有しました。これからも医療、福祉の負担は増え続け、厳しい財政運営が見込まれます。子どもたちの将来を思い、真剣に公共施設の在り方について検討してまいります。