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平成30年9月6日午前3時8分頃、北海道胆振地方中東部を震源とするマグニチュード6.7、最大震度7を観測した「平成30年北海道胆振東部地震」によって、奥州市の姉妹都市である厚真町と長沼町が大きな被害を受けました。
市では、被災された方々の生活支援等を図るため、平成30年9月10日から11月30日まで市役所等の窓口に募金箱を設置するとともに、各関係団体(計42団体)等から多大なるご協力をいただきながら募金活動を実施しました。
お寄せいただいた募金を平成30年12月14日(金曜日)に姉妹都市の厚真町と長沼町に送金(2回目)し募金活動を完了しましたので、ご報告いたします。
皆様からのあたたかいご支援、ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
2,238,553円
区 分 |
1回目 (H30.11.15送金) |
2回目 (H30.12.14送金) |
合 計 |
厚真町 |
1,301,045円 |
638,860円 |
1,939,905円 |
長沼町 |
221,297円 |
77,351円 |
298,648円 |
合 計 |
1,522,342円 |
716,211円 |
2,238,553円 |
※上記金額には、「奥州YOSAKOIみずさわ実行委員会」、「奥州市議会議員互助会」の見舞金が含まれます。
※上記金額には、市の予算から支出した見舞金(各100万円)は含みません。
上記募金のほか、9月補正(追加)により災害復興支援事業(政策)として「北海道胆振東部地震見舞金」200万円を予算措置し、姉妹都市の両町に100万円ずつ贈呈しました。
募金活動による義援金と、上記(1)の見舞金を併せ、姉妹都市に市長が目録を贈呈しました。
● 厚真町に対し、10月31日に市長が厚真町の宮坂尚市朗町長に直接、目録を手渡しました。
また、併せて「奥州YOSAKOIみずさわ実行委員会」からお預かりした見舞金(20万円)の目録を市長から贈呈しました。
さらに、「奥州市議会議員互助会」として、佐藤郁夫副議長から見舞金(14万円)の目録を贈呈しました。
● 長沼町に対し、11月1日に市長が長沼町の戸川雅光町長に直接、目録を手渡しました。
また、「奥州市議会議員互助会」として、佐藤郁夫副議長が見舞金(14万円)の目録を贈呈しました。
● 上記により贈呈した目録金額は、11月15日に送金しました。
■問い合わせ 総務企画部総務課
Q:市から厚真町へ災害対応に係る職員派遣をするとのことですが、派遣の経過や職種、派遣期間等をお伺いします。
A:北海道庁から総務省、総務省から岩手県、岩手県から当市に要請があったものです。職種は事務職で、係長・主任級を1年間派遣する予定しており、厚真町への職員派遣は今回が初めてとなります。
Q:これまでの会見で制度を創設し、表彰を検討されているとのことでしたが、その状況についてお伺いします。
A:表彰について大谷選手のご両親を通して確認をしておりましたが、「非常にありがたい話ではあるが、道半ばでの受賞は辞退したい」旨の話が先月下旬にありました。市としては、ご本人の意思を第一として考えるべきであるという考えから、その意向に沿うこととしました。表彰制度の創設は、大谷選手への表彰を第1号としたいという思いがありましたので、表彰制度の創設も見送ることとしました。
Q:今後の「大谷翔平選手ふるさと応援団」の事業の予定をお伺いします。
A:来シーズンが始まる前に、大谷選手を応援する団体のサポーターを募る予定としています。その内容については今後、関係団体と協議を進めていきます。
Q:来年度予算への市長の思いについてお伺いします。
A:あらためて記者会見の場でお話ししますが、「協働のまちづくり」をしっかりと地域に根ざすような取り組みを作りたいと考えています。また、学校等へのクーラー設置や教育関係のIT化は全国的な流れの中ではありますがしっかりと対応し、カヌージャパンカップやきらめきマラソン大会については盛り上げに力を入れ、市の存在感を全国にアピールしたいと考えています。
Q:ILCの誘致判断が最終段階となっていますが、その現状と予算についてお伺いします。
A:ILCまちづくりビジョンに基づき緩まず対応し、誘致については、関係団体と緊密な連携を取りながら働きかけをしてまいります。日本学術会議では、海外協調型の連携と費用負担が不透明、多額な費用が長期に渡ってかかるということについての不透明感が払しょくできないとおっしゃっていますが、素粒子物理学に対するILCの意義は認めていることから、日本学術会議ではなく政府が決着することであると考えています。その政治判断を下す方に対して働きかけをし、一方で誘致について市民の理解が得られるよう対応していきたいと考えています。
Q:岩手県知事が、来週には開催を再開したいと発言しましたが、そのことについて市長の考えをお伺いします。
A:レースに勝つための使用以外の要素があるのではと疑念を抱いています。岩手競馬には多くの関係者やファンがいることから、今回のことで開催が終息ということはあってはならないと思っています。関係者の強い意思を持って問題の解決のための努力を尽くしていきたいと考えています。
Q:原因を追究してからの開催すべきとの意見がありますが、その点についてお伺いします。
A:その考えについて否定はしませんが、赤字となれば岩手競馬は廃止というルールであり、極めて難しい選択であることから、原因の究明と公正・安全・確実な競馬運営の二本立てで行っていくべきと考えます。
Q:小児医療の医師確保の現状についてお伺いします。
A:総合水沢病院の小児科の入院が休止となり、ご不便をおかけしていることは大変申し訳なく思っていますが、県や岩手医科大学、医師会等との一定の連携サポート体制は整っていると思われます。現時点で医師の招へいの見込みは立っていませんが、力を尽くしているところです。
Q:内科医もお辞めになるとのことですが、その後任についてお伺いします。
A:後任の招へいについて努力しているところです。
Q:総合水沢病院の新院長が救急医療体制に対して懸念を示していますが、そのことについてお伺いします。
A:今の時点で大きく体制が損なわれているといとうことはないと思っていますが、新院長とあるべき形を検討し、市立・県立・私立病院との連携で対応していくべきと考えています。