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ようやく春めいてまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
奥州市民☆文士劇「風雲!たぬき城ー里山を守り抜け!天下分け目の化け比べー」、奥州前沢劇場「どこまでも続く空」、奥州胆沢劇場「路(みち)~ただひたすらに~」が開催されました。キャストやスタッフが一丸となって公演し、どの会場も涙と感動に包まれました。舞台を創り上げられた皆さまに心より感謝申し上げます。まちづくりの一助となっている市民劇場が、これからも続いてゆくことを願います。
1,000年以上の伝統を誇る黒石寺蘇民祭。「ジャッソウ、ジョヤサ」の掛け声が厳冬の山中に響きわたり、男衆による肉弾戦・蘇民袋争奪戦が繰り広げられました。五穀豊穣、無病息災を祈願してまいりました。
また、昔ながらの農作業の風習を今に伝える「全日本農はだてのつどい」が開催されました。クライマックスの「福俵引き」など、多彩な催しが繰り広げられ、胆沢の地に福を呼び込みました。これから始まる農作業の安全と豊作を切に願います。
本市産食材を活用したアイデア料理を競い合う「食の黄金文化・奥州料理コンクール」の表彰レセプションが開催され、最優秀賞には、盛岡誠桜高校斉藤麻衣さんの「いものこ汁なし奥州牛巻きご飯と前沢江刺満腹大福」が選ばれました。また、地元菓子店の商品がずらり並んだ「おやつフェスティバル」が開催され、お目当ての品を買い求める家族連れでにぎわいました。
食の黄金文化・奥州輝かせ隊の隊員として金ケ崎町出身の高橋史江さんと本市出身の佐藤幸治さんを任命しました。二人には、6次産業化の推進のため持てる力を遺憾なく発揮してほしいと思います。