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奥州市医師養成奨学資金については、平成19年度から実施してきたところですが、ここ6年ほど新規応募者がなかったことから、先の9月定例市議会で条例の見直しを行い、この度、来年度の奨学生募集要項を決定しましたのでお知らせいたします。
■応募資格 将来、奥州市立病院及び診療所の医師として業務に従事しようとする意思(義務履行する意思)のある方
■募集人員 2名程度(応募者多数の場合は奥州市及び金ケ崎町の方を優先します)
■募集期間 令和2年2月3日(月曜日)から3月31日(火曜日)まで
■制度見直しのポイント
(1)貸付金額は県内最高水準
月額貸付金額は30万円、入学一時金は1,080万円
入学準備金360万円、入学準備金(胆江枠)200万円
6年間の貸付総額は、最大で、国公立大 2,720万円、私立大 3,800万円
(2)入学一時金の早期交付
入学前でも一時金等を今年度中に交付できるよう対応します
(3)入学準備金制度の創設
進学するためには相当の準備費用を要するものであり、入学準備金を創設。
一般の方は、最大360万円。胆江枠として更に200万円を貸付可能としました。これも年度内交付の対象にしています
■PR方法
・「広報おうしゅう」11月号に掲載
・県内の主な高校や全国の医科大学に向けポスターや募集要項を送付
・市役所庁舎、各総合支所、金ケ崎町役場、市立病院及び診療所窓口でポスターの掲示、募集要項を配布
・奥州市医療局のホームページに掲載。(資料をダウンロードできます)
■問い合わせ先 奥州市医療局経営管理部経営管理課(総合水沢病院内)電話0197-25-3833
Q:ここ6年間、奨学生の応募がなかった理由として考えられることを伺います。
A:これまで13人の奨学生に奨学金の貸し付けを行ってきましたが、平成25年度以降は応募がありませんでした。県の貸付制度や、県内の他市町村が独自に行っている貸付制度に比べて金額的に見劣りすることが理由の1つとして考えられます。そのため今回、貸付金額を増額しました。
Q:これまでの貸付金額と、どれくらい増額したか伺います。
A:これまでは月額貸付金が20万円(10万円増額)、入学一時金は720万円(360万円増額)でした。また、入学準備金を新たに創設しましたので、6年間の貸付総額は最大で国公立大は560万円、私立大は1,080万円の増額となります。
Q:奨学生は審査を経て決定するのか、また、仮に地域外の人からの応募で定員が埋まった後に奥州・金ケ崎の人が応募した場合、定員が増える可能性はあるか伺います。
A:大学の合格発表の時期に配慮する必要があります。定員を増やすことは、予算の関係で想定していません。できれば奥州市・金ケ崎町の方に制度を利用していただきたいという思いがありますので、もし当初の募集で胆江の方からの応募がなければ、定員2名のうちの1枠を空けて決定するなど、応募状況をみながら対応していきます。
広く全国に奥州市に関する情報を発信し、また市の発展に資する情報の提供及び助言をいただく奥州大使について、市にゆかりがあり各方面でご活躍の方々に働きかけを行ってきましたが、これまでの10名に加え、新たに3名からご了解をいただき、11月1日付けで委嘱いたしました。
新たに大使をお引き受けいただいたのは、歌舞伎役者の松本幸四郎さん、元マラソンランナーの那須川瑞穂さん、フジテレビアナウンサーの久慈暁子さんです。
大使には、市の取り組みや現状をご理解いただくため市政要覧やパンフレット、広報などをお届けするほか、PRの際に使用する個々の名刺をお持ちいただきます。任期は2年間で、再任は妨げません。
このたび委嘱した大使の皆さんの活躍によって、今後様々な場面で、全国の皆さまが奥州市への興味を寄せていただけるものと期待しております。
奥州大使(任期:令和元年11月1日~3年10月31日、順不同)
氏 名 |
分野・職業・所属等 |
及川 貢 さん |
藤原歌劇団団員 オペラ合唱指揮者 |
菊池 宗 さん |
国際バレエアカデミア |
三遊亭 楽麻呂 さん |
落語家 |
宝井 一凜 さん |
講談師 |
吉田 戦車 さん |
漫画家 |
桂 枝太郎 さん |
落語家 |
藤田 和芳 さん |
オイシックス・ラ・大地(株) 代表取締役会長 |
福井 敬 さん |
オペラ歌手 二期会員 音大講師(国立音大) |
森 清範 さん |
清水寺貫主 |
高橋 克彦 さん |
作家 |
松本 幸四郎 さん |
歌舞伎役者 |
那須川 瑞穂 さん |
元マラソンランナー |
久慈 暁子 さん |
アナウンサー |
問い合わせ先:総務企画部政策企画課広聴広報係 電話0197-34-2126
Q:新規に委嘱した3人からのコメントをお願いします。
A:現時点では書面での了承をいただいた段階であり、まだ本人からのコメントはいただいておりませんが、今後取材を行い広報紙やホームページで紹介する予定です。
【地域医療介護計画(仮称)について】
Q:計画策定に係る進捗状況及び今後の見通しについて伺います。
A:医療機関の協力を得て行ったアンケート調査結果をまとめ、現在、計画策定に係る各種データ集約を終える段階です。データを基に分析などを進めながら医療関係者との懇談等を行い、年度内の計画策定に向け作業を進めてまいります。