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奥州羅針盤(2年9月)

印刷用ページを表示する 更新日:2020年9月10日更新
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 いくぶん残暑も和らぎ、しのぎ良い日が多くなりました。いかがお過ごしですか。
 例年、8月は各地域で夏祭り、運動会など、多くのイベント・行事が開催されていましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により、軒並み中止を余儀なくされました。開催を心待ちにされていた皆さんにとっては、大変残念な結果となりました。岩手県内では、7月末に初めて感染症患者が確認され、本市においても今月1日、市内で初めての感染症患者が確認されたところです。これまでも市民の皆さんには、感染対策の徹底をお願いしているところですが、改めて、手洗い、マスク着用、三密の回避、ソーシャルディスタンスなど、基本的な感染対策の実践をお願いします。また、感染対策のほか経済活動の回復に向け引き続き取り組んでまいりますので、ご協力をお願いします。
 8月4日、文部科学省に対し、国立天文台水沢VLBI観測所に関する要望を実施しました。同観測所は明治32年の設立から国際緯度観測事業に参加するなど120年にわたり世界の天文学をけん引してきました。また、昨年はブラックホールの撮影成功にも大きく貢献するなど、科学の発展に重要な役割を担っています。木村榮(きむらひさし)初代所長がZ項を発見したことにちなみ、市文化会館、市総合体育館をそれぞれ、Zホール、Zアリーナの愛称で呼んでいるほか、水沢小、水沢工業高の校章のデザインへの「Z」の使用、水沢南小の校歌の歌詞に「緯度観測所」が盛り込まれているなど、市民が親しみ愛着を持ち、また誇りとしている施設です。市の宝でもある同観測所の活動継続について、今後とも働きかけを行ってまいります。

奥州市長 小沢 昌記

要望

オンライン形式で要望を実施しました