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定例記者会見(令和3年6月9日)

印刷用ページを表示する 更新日:2021年6月9日更新
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市長挨拶

 ワクチン接種の件ですけれども、岩手県が江刺西体育館に県南地域の集団接種会場をつくることとなりました。遅れ気味だった本市の高齢者の接種にも拍車がかかるものと思っています。本市でも、接種を開始してみて改善できる点が多々あり、接種のブースを増やすことを検討しています。また、まだ決定ではないですけれども、平日にもう一つ集団接種会場を設けることによって、8月、9月の予約になっている高齢者の接種を前倒ししたいと考えております。最低でも7月中に1回目を接種できるよう検討を進めています。

 日本バスケットボール協会との協議内容については、市から万全の対策を要請し、協会も前向きに持ち帰り検討するとの回答でした。お互いの状況について、コンセンサスを整え、前向きに良い安全な大会として開催できるよう協力し合うということを確認しました。

 

発表項目

市民生活総合支援アプリ「ぽちっと奥州」の運用開始について

 市民が必要とする行政情報を必要なタイミングで簡単に入手できる環境を整備するため、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末用アプリケーション(以下「アプリ」という。)の運用を開始することにしました。

 このアプリでは、重要なお知らせなどをプッシュ通知により受信できるほか、防災やごみ、くらしの情報など、市民にとって身近な情報に簡単にアクセスすることができます。また、市民からの投稿機能により、道路などの損傷情報を行政と市民との双方向で共有し、迅速な対応につなげることも可能となっています。

 

■運用開始日

 令和3年7月1日(木曜日)

■配信先

 App Store、Google Play からダウンロード可

■対応端末

 iOS10.0以上、Android5.0以上の端末に対応

■アプリ構築

 新規に市独自のアプリを開発するのではなく、基本的なメニューがあらかじめ用意されている「プラットフォーム型アプリ」を採用。

■主な機能

(1) お知らせ機能

 スマートフォンのプッシュ通知により行政情報(防災、ホームページ更新、広報紙発行、各部署からのお知らせ)などを配信。登録した地区や年齢などに絞って通知も可能。

(2) カレンダー

 イベント情報などをカレンダー形式で表示。グーグルカレンダーへの簡単登録のほか、マイアラートの設定によるプッシュ通知にも対応。

(3) 汎用マップ

 公共施設や観光スポット、医療機関などをデータベース化。グーグルマップを利用し、現在地点から目的地まで地図を使った誘導が可能。

(4) 投稿機能

 発見した道路などの損傷情報を市民が写真や地図をつけて投稿可能。投稿は誰でも閲覧が可能で、その後の対応状況や対応結果も表示される。

(5) 情報発信ツールとの連携

 市ホームページの新着情報や、いわてモバイルメールの防災・災害情報と連動し、プッシュ通知で周知する。

■周知の方法

 広報紙や市ホームページへの掲載、SNSへの投稿など

■問い合わせ

 総務企画部都市プロモーション課広聴広報係(電話:0197-34-2126)

 

市税の納付方法の拡充について

 7月から、納付書に印字されている収納用バーコードをスマートフォンで読み取ることで、チャージした電子マネーから市税の納付ができるようになります。金融機関やコンビニエンスストアに出向かなくても、いつでも、どこでも納付できます。ぜひご利用ください。

 

■利用可能になるスマホアプリ

・LINEPay(ラインペイ)

・PayPay(ペイペイ)

■利用可能な税目

・個人市民税(普通徴収)

・固定資産税

・軽自動車税(種別割)

・国民健康保険税(普通徴収)

■注意事項

※スマホアプリによる納付の場合、領収書は発行されません。領収書が必要な方は、金融機関、コンビニエンスストアまたは市役所納税窓口で納付してください。

※軽自動車税をスマホアプリで納付される場合、納税証明書(継続検査用)に領収印が押印されないため、継続検査にご利用いただけません。

 ・別途「軽自動車税(種別割)納税証明書』を市役所に請求していただく必要があります。

 ・決済後に市で納付の確認できるまで2~3週間ほど時間を要する場合があります。

※金融機関、コンビニエンスストア、市役所納税窓口ではスマホアプリでの納付はできません。

※口座振替を利用の方がスマホアプリでの納付を希望する場合は、納期限の約1か月前までに口座振替の解約手続きが必要です。

※納期限を過ぎた納付書や、バーコード印字がない納付書、金額を訂正した納付書、破損・汚損などによりバーコードを読み取れない納付書のスマホアプリでの納付はできません。

※納付の手数料は無料ですが、通信料は利用される方の負担となります。

■問い合わせ

 財務部納税課収納係(電話:0197-24-2111内線1341.1342)

 

2021シーズン大谷翔平選手新規応援活動について

 大谷翔平選手ふるさと応援団では、応援事業の認知度の向上、拡大を目的に、新たな応援活動のプランを3月25日から5月17日まで募集したところ、市内外から26件の応募がありました。

 応募のありました応援活動は、現在、審査中であり、入賞した活動は7月19日(大谷デー)に表彰する予定です。

 応募のありました応援活動は、今後の応援事業の参考としたり、市民の方々が独自に取り組んでいただいたりする際の参考としてもらうため、市ホームページ、SNS、広報等で紹介する予定としております。

■賞の種類

(1) ニューサポートプランナー賞2021(最優秀賞) 1点

 応募作品の中で最も魅力的なプランであるもの。

(2) 優秀賞 2点

 応募作品の中で魅力的なプランであるもの。

(3) 優良賞 2点

 応募作品の中で優良なプランであるもの。

 

■問い合わせ

 大谷翔平選手ふるさと応援団事務局

  協働まちづくり部生涯学習スポーツ課(電話:0197-34-2498)

  総務企画部都市プロモーション課(電話:0197-34-2116)

 

新型コロナウイルスワクチンの接種状況について

 4月下旬から高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種を行っていますが、現在の接種実績や接種予約の受付状況について次のとおりお知らせします。

■65歳以上高齢者ワクチン接種 接種実績(令和3年6月8日時点) 

対象

対象見込数

接種実績

1回目

2回目

一般

約37,700人

     2,330人

集団接種…1,272人

個別接種…1,058人

 

施設入所者

約 2,400人

1,626人

213人

合計

約40,100人

3,956人

(約9.87%)

213人

(約0.53%)

■65歳以上高齢者ワクチン接種 予約受付状況(令和3年6月8日時点)

 26,845人(約66.95%)

■問い合わせ

 新型コロナウイルスワクチン接種対策チーム(電話:0197-34-2061)

 

:高齢者ワクチン接種予約状況の26,845人というのは、2回予約した人数なのか伺います

:2回予約した人と、1回予約した人の合計になります。総受付数は53,756件です。1回接種をして様子を見るという人もいるようですし、2回目の予約を忘れている人もいるようなので、そういう方には接種をうながしていきます。

:前倒しの接種も考えていくとのことですが、8月以降の予約者数を伺います。

:手元に詳細な資料は持っていませんが、前倒しで接種する件数として約25,000回を見込んでいます。1回目の接種を7月中に終えられるよう調整を進めています。

:市で使うワクチンと県で使うワクチンが違いますが、1回目を予約済みの人が間違えないような、案内の工夫などがあれば伺います。

:県の方からは、予約の際に、混在しないような受付をすると伺っています。

:県と市の集団接種を二重に予約する人もいるかもしれませんが、その場合の対応はどのように考えているのか伺います。

:二重に予約したままだとワクチンが無駄になってしまうので、県の方を予約した方は必ず市の方をキャンセルするよう、広報や各メディア等を通じてお知らせします。受け付けの窓口が岩手県と奥州市と二つになってしまうため、その関連付けをどうしていくかは、県としっかり協議していきたいと思います。

 

自由懇談

:バスケットボール日本代表の試合開催について、現時点での市長の考えを伺います。

:試合開催を全く否定するというものではありません。安全な形で開催できるのであれば、ぜひ開催し、応援、協力したいというスタンスでございます。日本バスケットボール協会(JBA)から示された感染対策マニュアルは、かなりしっかりとした厳しいものでした。協会との協議には奥州保健所長にも出ていただきました。試合が始まってから終わるまでの対応については、ほぼ万全だと評価しましたが、我々が心配しているのは試合前後の自宅から出て戻るまでの人流になります。その辺をどう対応すべきかを考えていただいています。来場者の会場外での飲食など、試合以外での行動に関する注意を示したチラシの配布や、試合会場での呼びかけなどをしっかり行ってもらうよう要望しました。それに対してJBAからは、前向きに対応していくと返答いただきました。

:市民からはどのような声が出ているのか伺います。

:多くの電話をいただいていますが、否定的な意見だけではなく、楽しみにしているという声と、心配だという声と半々ぐらいになっています。協会にもいろいろな声が届いていると聞いています。

:市は無観客を要請したのか伺います。

:保健所長と事前に打ち合わせをして、保健所長の方から「無観客でやるべきだ」という強い申し入れをしましたけれども、JBAの方からは「万全の感染防止対策を最大限努力するので有観客でお願いしたい」との回答でした。JBAが試合開催にあたり、かなり詳細な対策を準備しているとの説明があり、全くそういうことを無視をして進めてきたのではないことは理解しました。

:先日のJBAとの会談で、これまでの経緯について説明があったのか伺います。

:会場申し込みと同時に市にも伝わっているという認識だったとの話がありました。市にも直接お話をすべきだったということで謝罪をされました。市の方でも、財団に対して連携を改めるよう強く指導したという話をしました。市と財団とのリスク管理、情報伝達のまずさもありました。お互いにもう半歩ずつ踏み込んでいれば、情報伝達だけはスムーズに行ったのではないかと思います。双方に原因があったと考えています。

Q:会談の前に協会に伝えた二つの要望については、どのような回答があったのか伺います。

A:要望については前向きに検討させていただきたいとのことでした。場内で注意喚起を行うとともに、試合後のルールというような形の告知・啓発のチラシは用意したいとの話がありました。

 

:今月末で平泉の世界遺産登録から10年になります。市では、二つの資産の追加登録を目指していますが、今後も目指していくのか伺います。

:市の教育委員会だけでなく、これをリードしている県や一関市、平泉町など、関係する方々で十分に協議をした上で、今後どうするのか考えていかなければならないと思います。登録が叶わなかったから徒労だったということではなく、文化遺産に対する検証が進み、市民の認識が広く共有できた部分があると捉えています。