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令和3年7月10日(土曜日)、江刺愛宕地区の自然栽培の田んぼで生きもの調査を開催しました。
会員12名(講師・スタッフ含む)、一般市民14名が参加しました。
親子の参加が多く、小さな子どもは虫捕りに歓声を上げていました。
参加者みんなで虫を探しています。
採集した虫をトレーに入れ、分別します。
田んぼ横の水路にも何かいるよ!
集めた虫は近くの集会所持ち込んで顕微鏡で観察しました。
コオイムシやザリガニなどの大きなものから、ミジンコや水草などの小さなもの
まで、いろいろな生きものを観察し、大人も子どもも普段見られない顕微鏡越しの
生きものの姿に驚いていました。
いろんな生きものが暮らす田んぼ。この風景をこの先もずっと残していきたいと感じたイ ベントでした!
なお、SDGs[持続可能な開発目標」の内、このイベントの目標に該当するものは以下の5つでした。
無農薬栽培を行っている田んぼを教室として、多様な生きものの生活する様子に触れ、生物多様性がもたらす豊かさを実感し学びました。
私たちの経済活動とそれに伴う自然への負荷について考え、無農薬という手段を選択することによって、手間が増えるデメリットの一方で、生物多様性の保護という大きなメリットが得られる可能性があることを学びました。
私たちが生きる上で不可欠な食糧の生産の場において、出来るだけ自然に負荷を与えず、作り続けられれば、豊かな環境と生産活動の両立の可能性があることを発見しました。
お米の農薬や化学肥料を使わないようにすることで、生物多様性の保護につながり、生態系が守られるという大きな目的を達成する一助につながっていることを知りました。たくさんの生きものに囲まれて私たちが活かされているこ とを感じました。
めぐみネットのスタッフの他、岩谷堂小学校や地区の住民の皆様にもご協力いた だき、子どもも大人も楽しく生きものについて観察し学ぶことができました。
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