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「夜の森で昆虫観察!」を開催しました

印刷用ページを表示する 更新日:2021年9月7日更新
<外部リンク>

 令和3年8月7日(土曜日)、見分森公園を会場に、昆虫観察を通して地域の自然と触れ合う

 イベントを開催しました。講師は、日本自然保護協会自然観察指導員で、県の環境アドバイ

 ザーの川田昌代先生です。 

 

講師説明

湿気でムシムシな暑い夜の8時、虫にとっては最適な環境

です。会員10名(講師・スタッフ含む)、一般市民6名が

集りました。

講師から 「虫が光に集まる理由に月の明かりにむかって

飛ぶため」という説があることを紹介いただきました。

今夜は新月の前日にあたり夜空が暗いため、ライト目指し

て飛んでくる虫が多いのでは、と期待が高まります。

 

  園内へGO!

  それでは園内に出発!

  カエルを発見したり、バッタを見つけたり、

 楽しそうな子供たち。 暗くてトラップ設置場所

 を探すのが大変でしたが、迷子防止に参加者 

 の腕に巻いたケミカルライトが大活躍しました。

 

 

 ベイトトラップ                                          【ベイトトラップ】

落とし穴方式で、地上を歩く虫を捕

まえます。

トラップに使った紙コップの中身は、

あまーいカルピスです。

「いるかな~」 

「みせてみせて」

「アリがいる」

  

 

ネムノキ

 途中、園内の樹木を見上げてみたり。

 「ネムノキは夜になると葉っぱが閉じてしまう

 んだよ」

 講師の豊富な知識に、一同みな感心しきり。

 

 

 

  【ライトトラップ】

  坂道をのぼって、炊事場付近に到着。

  本日の観察のメインともいえる「ライトトラップ」が登場! 駆け出す、こども達。

ライトトラップ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ライトトラップは、その名のとおり、光に集まる終生のある虫を捕まえます。

 木の間にロープを張り白いシーツとライトをつるしています。

 沢山の虫たち。 羽アリもたくさんいましたが、いくつかの大きな影も。セミのようです。

 

 「実は、多くの虫はライトの明るさではなく、紫外線に集まります。  

 家でライトトラップをするときは、LED電球を使わないように。紫外線がほぼ含まれません。

 白い壁なら、シーツ代わりにできますよ」

 

 きれいな色のコガネムシやウスバカミキリ、オオヒラタシデムシなどもいます。 

 こどもも大人も、たくさんの虫たちに大喜び。

捕獲虫取り網で・・・

 捕まえた虫は、プラスチックケースに入れて観察します。

 今では見ることが珍しくなってしまったガムシやゲンゴロウがいたのには、講師もびっくり。

 設置場所の北側に池があるため、そこから来たのかな。

 ジャコウアゲハに擬態するアゲハモドキなどもいて、私たちが暮らす奥州市が自然豊かである

 ことを実感しました。

捕まえるぞゲンゴロウムシムシムシこれは何かな

 

バナナトラップ 【バナナトラップ】                                           

  最後にバナナトラップを確認しました。樹液を舐める

 虫を捕獲します。

 皮をむいたバナナに焼酎をかけて黒いビニール袋

 に入れ、一日外に置いていたものを、ストッキング

 につめて木に括りつけました。

 アリがたくさんと、家の台所にいたら困ってしまう頭

 文字Gの虫だけ・・・と思っていたら、

 コクワガタのメスが1匹捕獲できました!

 

 【昆虫が果たす大切な役割について】

 講師から参加者みんなに、昆虫についてお話しがありました。

 「地球上で一番数が多いのは? a ) 植物、b ) 動物、c ) 昆虫」 元気よく手が上がります。

 「昆虫が一番種類も数も多いです。約100万種いるといわれています。

 大昔から生き残っている昆虫は、何をしているかな」

 「鳴いたり、飛んだり、樹液を舐めたりしてる」 可愛い声が答えました。

 「花の蜜を吸う昆虫に花粉がついて運ばれます。リンゴやスイカの実はそうして実ります。

 その他にも、種を運んだり、いろんな生き物の食べ物になったりします。」

 「虫は、昔から食べられてもいます」 参加者にもバッタを食べたことのある人がいました。

 「森のお掃除やとして、死んだ生き物やフンを片づけたり、他の虫を食べて、

 その数が増えすぎるのも防いでいます。

 昆虫たちの役割は私たちにとって大切なものです。」

 

 今回の観察会は、生態系ピラミッドの下部を支える重要な存在である昆虫の生態をのぞかせて

 いただく、という趣旨で開催しました。生態系バランスを壊さないように、子どもたちは観察会

 のあとで、頑張って頑張って昆虫にお別れをし、夜空に放していました。

 

 

いるかな 【参加者からの感想】

 ・思ったよりたくさんの虫が見られて楽しかった。

 ・夜の虫探しは、みんなで行かないとなかなか

  行けないので!参加できてよかったです。

 ・夜の散歩、わくわくして楽しかった。子供達も

  楽しそうだった。

 

 

 【 SDGs 「持続可能な開発目標」 】

   このイベントの目標に該当するものを、以下の5つとしました。

  2

 

 

 

  私たちが生きる上で不可欠な食糧として、また貴重な栄養源として、日本はもとより

  世界中で昆虫が食べられていること、新しい食料として研究が進んでいることを知り

  ました。

4

 

 

 

 

  実際に自分たちで捕まえた昆虫を観察することで、虫の生態や役割を楽しく学びました。

  多様性を保つためには、乱獲しない、生育環境を壊さない、など、大きな視点で知識を

  得ることの重要性を感じました。 

 

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  昆虫と共存していくために、私たちが生活の中で取り組めることを考えさせられました。

   生物多様性がもたらす豊かさを実感することが出来ました。   

 

 

  ★ おまけの写真館 前日、当日準備編 ★

 トラップ設置の際の参考までに・・・。 仕掛けたトラップは放置せずに、必ず回収しましょう。

前日バナナトラップ設置前日ベイトトラップ設置当日ライトトラップ設置

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