定住自立圏構想の取組み、第2期共生ビジョン(第4回変更)を公表します

更新日:2024年04月01日

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第2期 共生ビジョンの策定(令和2年4月)

定住自立圏構想推進要綱(平成20年12月26日付総行応第39号総務事務次官通知)に基づき、奥州・北上・金ケ崎・西和賀(愛称:日高見の国)定住自立圏の共生ビジョンを平成27年10月30日に策定しておりましたが、計画期間の5カ年が令和元年度で終了となったため、令和2年4月に第2期共生ビジョンを策定しました。

この第2期共生ビジョンについて、令和6年4月に4回目の変更を行い、次の事業の追加を行いました。

奥州・北上・金ケ崎・西和賀定住自立圏第2期共生ビジョン(第4回変更)(PDFファイル:2.8MB)

 

第4回変更の内容
No. 事業名称 掲載
ページ
内容 効果
1 産業支援事業
【新規】
16 圏域内の企業が、商品・技術開発、取引拡大、生産性向上等のニーズに応じた支援を受けられるよう、圏域内の支援施設を相互利用できるようにする。
圏域内の支援機関が実施するセミナーを圏域内企業が受講できるようにする。
各市町の産業支援機関がそれぞれの資源・ノウハウ・強みを生かしたソリューションを提供することで、域内企業の経営力向上が期待できる。各支援機関は、様々な企業の相談に対応することで、企業ニーズの把握、ノウハウの蓄積、取引拡大に向けたマッチング力の強化が期待できる。
2 地域公共交通の維持・確保事業
【変更】
52 広域バス路線及び地域鉄道の存続・利用促進に向けた協議を行うとともに、バス運行事業者への支援や広域圏によるデマンド交通などのあり方について検討する。 交通弱者に対するバス(デマンド含む)、鉄道による医療機関等への広域公共交通手段の確保を図る。
3 結婚支援事業
【変更】
57 結婚サポートセンターの運営及びセンター登録者への登録料の助成や、結婚に伴う新生活における家賃、引っ越し費用等の補助などの経済的な支援を行うとともに、支援圏域内の結婚支援団体などの連携による婚活イベントを開催する。 交流人口の拡大とともに、圏域のPRを図れる。
4 休日・夜間医療及び休日歯科医療確保事業
【変更】
13 診療所の運営または圏域内医療機関の輪番制により、圏域内における休日・夜間の一次医療・歯科医療を確保する。 圏域内において休日・夜間でも必要な医療、歯科医療が受けられる。

※変更事業の変更箇所は朱書き

 

定住自立圏構想とは

我が国は、今後、総人口の減少及び少子化・高齢化の進行が見込まれています。今後は、三大都市圏でも人口減少が見込まれますが、特に地方においては、大幅な人口減少と急速な少子化・高齢化が見込まれています。

このような状況を踏まえ、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から三大都市圏への人口流出を食い止めるとともに、三大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出することが求められています。

市町村の主体的取組みとして、「中心市」の都市的機能と「近隣市町村」の農林水産業、自然環境、歴史、文化など、それぞれの魅力を活用して、NPOや企業といった民間の担い手を含め、相互に役割分担し、連携・協力することにより、地域住民のいのちと暮らしを守るため圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する政策です。

定住自立圏形成の流れ

定住自立圏の形成は、概ね次の流れにより進められます。

(1)中心市宣言

一定の要件を満たす「中心市」が「中心市宣言」により圏域における定住自立圏形成に向けた中心的な役割を担う意思を表明するもの。

(2)定住自立圏形成協定

中心市宣言を行った市が、住民生活等において密接な関係を有する周辺の市町村との間で、議会の議決を経た上で、1対1で「定住自立圏形成協定」を締結し、人口定住のために、必要な生活機能を確保するための相互の役割分担を決めるもの。

(3)定住自立圏共生ビジョン

中心市が、生活機能確保の役割を担う民間や地域の関係者、圏域住民で構成する「圏域共生ビジョン懇談会」での検討を経て、協定締結した他の市町村との協議の上、「定住自立圏共生ビジョン」(概ね5年を想定)を策定し、圏域の将来像や、具体的な取組み内容及びその成果を決めるもの。

中心市宣言について

中心市の要件を満たす市が、連携する自治体と地域全体における人口定住のために、圏域として必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を示すものです。
当市では、北上市、金ケ崎町、西和賀町との連携を想定し、本市と北上市が共に中心市となる複眼型による定住自立圏を形成することとし、平成27年7月29日に2市による共同中心市宣言を行いました。

形成協定について

平成27年9月28日、奥州市、北上市、金ケ崎町、西和賀町が定住自立圏形成協定を締結

奥州市、北上市、金ケ崎町、西和賀町は、各市町議会に、定住自立圏形成協定の締結に関する議決を得て、平成27年9月28日に合同調印式を開催し、協定を締結しました。

  1. 定住に必要な都市機能、生活機能を確保・充実させること
  2. 圏域全体の活性化をめざし、住民が安心して暮らし続けること

をめざし、相互に「役割分担し、自主性、自立性を尊重しながら、共同してまちづくりに取り組みます。

共生ビジョンの策定

定住自立圏構想推進要綱(平成20年12月26日付総行応第39号総務事務次官通知)に基づき、奥州・北上・金ケ崎・西和賀(愛称:日高見の国)定住自立圏の共生ビジョンを平成27年10月30日に策定し、平成31年4月に第4回の変更を行いました。

共生ビジョン計画期間の終了に伴い、令和2年4月に第2期共生ビジョンを策定しました。

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