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野生鳥獣の生態と特徴について

印刷用ページを表示する 更新日:2018年12月18日更新
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イノシシ

イノシシ
生態
・雑食性で消化のよい食べ物を好む。イモ、タケノコ、栗、ドングリ、ミミズ、昆虫の幼虫など、さらには植物の根や茎、ゆり根も食べる。
・繁殖力がとても強く、初産年齢は1~2歳。毎年出産し、4~5頭出産する。出産期は春~秋にかけて通常は1回であるが、春と秋の年2回出産する場合もある。
・昼行性であるが、人の影響力が強い場合、日中は林の中で生息し、夜間に活動する。
・山に生息しているイメージであるが、本来は平野の生き物である。
・行動範囲は周囲2~3kmと狭く、農作物等に被害をもたらす個体は被害農地の近くに潜伏する傾向がある。
・オスは単独で生活するが、メスは子とグループを形成する。
・1歳子は兄弟姉妹で小グループを形成する。

特徴
・警戒心が強く、臆病で注意深く、人前には姿を現さないが、慣れると大胆不敵になる。
・「猪突猛進」はパニックになって逆上したときの姿。
・体毛は太く剛毛。体が電気柵に触れても電気を通しにくいが、鼻先は敏感で電気刺激に弱い。
・跳躍力に優れており、助走せずに1mの柵を飛び越えるが、障害物は飛び越えるよりも、下をくぐり抜けようとすることの方が多く、20cm程度のすき間はくぐり抜ける。
・鼻は犬並みの鋭い嗅覚を持っている。
・鼻は臭いをかぐだけではなく、土を掘る、障害物を動かすときにも使う。
・海や湖を泳ぐこともできる。

被害
・水稲、大豆、芋類、ゆり根等、農作物の食害が報告されている。
・農作物被害以外では、農地、法面、農道の掘り起こしや水路の破壊被害が報告されている。

被害対策
・農地周辺の見通しをよくして隠れる場所を無くす。
・誘引の原因となる収穫残さを農地に放置しない。
・ワイヤーメッシュ柵、金網柵、トタン板、ネット柵等の物理柵で農地を囲う。
・電気柵等の学習効果によって侵入を防ぐ心理柵で農地を囲う。棚線の高さは下をくぐられないように20cmきざみに張る。

ニホンジカ

ニホンジカ
生態 
・草食性で植物はほとんど食べる。
・冬期には草刈りした道路脇や畦畔に芽吹く草を好んで食べる。
・昼夜を問わず2~3時間採食、2~4時間時間反芻をするリズムを繰り返す。
・出産期は5月~6月で毎年1頭出産する。
・メスは群れをつくる。
・オスは単独またはオスだけの群れをつくる。


特徴
・跳躍力に優れており、助走せずに1.5mの柵を飛び越えるが、障害物は飛び越えるよりも、下をくぐり抜けようとすることの方が多い。
・警戒心が強いが、慣れると大胆になり、図太さも持ち合わせている。
・昼間は森林域にいて、夜間は農地に出てくることが多いが、人慣れすると昼間にも出没するようになる。

被害
・水稲、大豆等の食害や倒伏が報告されている。
・農作物被害以外では、ほ場の踏み荒らし等が報告されている。

被害対策
・農地周辺の見通しをよくして隠れる場所を無くす。
・誘引の原因となる収穫残さを農地に放置しない。
・ワイヤーメッシュ柵、金網柵、トタン板、ネット柵等の物理柵で農地を囲う。
・電気柵等の学習効果によって侵入を防ぐ心理柵で農地を囲う。

ハクビシン

ハクビシン
生態
・雑食性であるが、甘いものを特に好む傾向があり、果樹をはじめ糖度の高い果菜類が狙われる。農作物以外では鳥類を襲うことがあり、鶏に対して嗜好性が高い。
・繁殖は年間通じて行われ、特定の繁殖時期はなく、1度に1~4頭出産し、数ヶ月にわたって親が面倒を見る。
・夜行性で、昼間は神社仏閣や住宅・倉庫等建物の天井裏で休息している。ねぐらを複数もっており、エサ場の状況や時期によって使い分ける。
・縄張りを持たないため、エサとねぐらが十分にあれば、狭い範囲に多くの個体が生息する。

特徴
・顔には「白鼻芯」の名の通り鼻から額にかけて白い線がある。
・登るための能力が優れており、垂直な雨樋などの爪がかからないものでも簡単に登ることが出来る。
・バランス感覚が非常に優れており、1mm以下の細い針金やたるんだロープの上も歩くことが出来る。

被害
・果物が好物であるため、ぶどう園やトウモロコシの食害の他、家庭菜園の野菜や果物に被害が報告されている。
・農作物被害以外では、住宅の屋根裏や床下、物置の下へ侵入して住みつくため、糞尿で天井板が腐る、異臭の被害等が報告されている。

被害対策
・樹上と狭い隙間で生活できる優れた運動能力を持っているため、電気柵が効果的であるが、目線にあわせて棚線の1段目を地上から5cm、2段目を10cmの位置に張る。
・誘引の原因となる収穫しない果樹、廃棄果樹等は放置せずに除去する。