希望のひかり 第51回
第51回 国などの最新情勢 ほか
今回は、ILC実現に向けた国などの最新情勢および市議会ILC議連のILC看板設置についてお知らせします。
国などの最新情勢
昨年11月に国際研究者コミュニティから公表されたILC計画の見直し(注釈)について科学的意義を検証する有識者会議内の作業部会が1月18日、同省で開催されました。作業部会では、欧州合同原子核研究機関(CERN)における実験の進捗状況やILC計画の見直し意義について意見が交わされました。高エネルギー加速器研究機構(KEK)の藤井恵介教授は、「CERNでは新粒子の兆候は見えておらず、ILCの重要度が高まった。ヒッグス粒子を大量に作って調べることができるILCの精密測定こそ、素粒子物理学の進路を示すために最も重要だ。」と強調しました。
また、1月8日から11日にかけて、超党派の国会議員による議員連盟を中心とした欧州訪問団がフランスとドイツを訪問。ILC計画実現に不可欠な国際協力体制を構築するため、両国の政府関係者らと意見交換を行っています。
市では、引き続き国の検討状況や国際情勢を注視するとともに、東北ILC準備室や県などの関係団体と連携しながら、ILC実現に向けて全力で取り組みます。
(注釈)整備延長を20キロメートルからスタートし、段階的に拡張していく計画で、初期コストを最大40%削減できる見込み。世界の主要な加速器研究所の所長らで構成する国際将来加速器委員会(ICFA)で承認された。
ILC看板 市内各地に
ILC誘致に向けた機運を高めるため、市議会ILC誘致推進議員連盟(渡辺忠会長)は市内各地にILC看板(縦1月5日メートル×横6メートル)を設置しました。看板には、設置場所の地元中学校等の生徒がデザインした絵を使用しています。





おうしゅうヒッグスくんのILC絵画コンクール入賞作品紹介(2)
高学年の部
佳作
水沢小学校 4年生 高橋 晴斗(たかはし はると)くん
「岩手の自然と岩手の科学」
岩手で守っていきたいものと 発展させていきたいものを描きました。
佳作
衣川小学校 4年生 高橋 千裕(たかはし ちひろ)さん
「奥州市から未来へ ILC」
光りのすじをめだつようにしました。
佳作
衣里小学校 6年生 小野寺 ウンセン(おのでら うんせん)さん
「宇宙の始まりのなぞを!!!」
いろんないろでカラフルにしあげた。



関連ファイル
この記事に関するお問い合わせ先
ふるさと交流課 ILC・多文化共生推進室
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2123
ファックス:0197-22-2533
メールでのお問い合わせ
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年09月29日