徳水園

胆沢平野の重要な農業用水路である茂井羅堰(しげいらぜき)と寿安堰(じゅあんぜき)は、同じ胆沢川から取水しています。この二つの水路の取水口が2キロメートルに満たない距離で隣りあっているため、受益農民はこの400年間、血を流すほどの水争いを繰り返してきました。
解決策として昭和32年に造られたのが円筒分水(えんとうぶんすい)です。この完成を記念して両用水路開削の先覚者を顕彰する公園が整備され、「徳水園(とくすいえん)」と命名されました。
平成7年には、旧胆沢町の町制施行40周年を記念し、「銀色の道」(雪が降り積もった国道397号の愛称)の碑がここに加わっています。
所在地 | 奥州市胆沢若柳字上土橋 |
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更新日:2023年09月29日