胆沢城跡歴史公園
胆沢城は、延暦21(802)年に坂上田村麻呂が造営した平安時代の城柵(国が地方に造った政治と軍事の拠点となる役所)跡です。大同3(808)年までに陸奥国府である多賀城から軍政を司る「鎮守府」が遷され、10世紀後半頃まで鎮守府胆沢城として機能しました。
令和元年6月に胆沢城の正門のある外郭南門地区を「胆沢城跡歴史公園」として整備し、開園しました。この整備では、9世紀末から10世紀前葉の主要な施設を現地に表示しています。当時の景観を想像することができるように、現地に築地を立体再現したほか、外郭南門跡や櫓跡の柱を設置しました。
胆沢城跡歴史公園の現地では、スマートフォンやタブレットでいにしえの胆沢城の建物などを体感できる「AR胆沢城」が楽しめます。
胆沢城跡歴史公園南側に所在する奥州市埋蔵文化財調査センターでは、歴史公園で「AR胆沢城」が体験できるタブレットを貸し出しているほか、センター内貸出用の専用ゴーグルで「VR胆沢城」を体感することもできます。
所在地 |
奥州市水沢佐倉河字九蔵田地区 |
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アクセス |
(位置図参照) |
その他 |
見学の際は、胆沢城跡ガイダンス施設である「奥州市埋蔵文化財調査センター」にもお越しください。 |
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更新日:2024年05月20日