南部鉄器

更新日:2024年02月13日

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平底の南部鉄瓶

 国の伝統的工芸品として指定されている「南部鉄器」は、平安末期に平泉文化の祖、藤原清衡が近江国から鋳物師を招き鉄の鋳造をしたのが、岩手県南部での始まりです。優れた鋳物師たちの手により、伝統工芸品として豊かな感性と高い芸術性が継承され続けています。

 伝統的な「鉄瓶」は素朴な味わいと艶やかな美しさを持っているほか、最近では街路灯や欄干など都市景観の素材としても使われており、レリーフやモダンアートの分野においても多くの優れた作品が生み出されています。また、急須などの実用品は、デザイン性も高く、おしゃれなキッチン雑貨として人気を集めています。

 南部鉄器は鉄分補給ができる調理器具としても注目されており、鉄分不足の方にもおすすめです。

南部鉄器についてのお問い合わせ先

水沢鋳物工業協同組合
 岩手県奥州市水沢羽田町字明正131
 電話番号:0197-24-1551 ファックス:0197-25-5503

この記事に関するお問い合わせ先

商業観光課
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-1759
ファックス:0197-24-1992
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