(4)衛生局時代・検疫事業
国家衛生原理
明治22年(1889年)8月に出版された後藤新平の著書。
生物学的進化説を社会に適用したもので、人間を含めた生物の「生」をまもるのが「衛生」であると考えた。
後藤新平の人生観や世界観を鮮明に書いたもので、新平自身の生涯の基調となった。
衛生制度論
明治23年(1890年)に出版された後藤新平の著書。
衛生制度の必要性を説いている。
戸籍と民勢調査・民勢調査の必要
日本各地の衛生状況調査について、民勢調査の必要性を説き、戸籍との違いを論じたもの。
検疫作業順序一覧
下船後の検疫作業をあわらしたチャート図。
似島臨時陸軍検疫所建築工事竣効(功)当日之図
明治28年(1895年)5月31日撮影。
似島検疫所は撮影の翌日6月1日に開所。
臨時陸軍検疫部報告摘要
明治29年(1896年)7月8日 陸軍省発行。
写真は、『報告摘要』序文および附図「似島臨時陸軍検疫所蒸気消毒室既消毒側」。
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更新日:2023年09月29日