(10)ボーイスカウト

更新日:2023年09月29日

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スカウトハット、スカーフなどボーイスカウトのユニフォームを着て、丸メガネをかけ、白髪の口髭と顎髭を生やした後藤新平を正面から写したモノクロ写真

少年団(ボーイスカウト)運動について 原稿

 大正14(1925)年

横長の白い用紙に漢字とカタカナで縦書きに書かれた、ボーイスカウトについての原稿の写真

 大正14年8月1~10日、山梨の山中湖畔にて、第2回全国野営大会開催および第2回指導者訓練所開設(のち第1回指導者実習所、所長・佐野常羽)。訓練所には遠く香港、大連、台湾などからも受講希望者があった。受講者77人、総人員81人。〈参考文献〉公益財団法人ボーイスカウト日本連盟『より良い世界の創造を目指して~日本ボーイスカウト運動100年史~(上)』 2022年発行

 大正14年、後藤総長は少年団連盟のため、北陸、中国、四国、九州方面へ講演の旅に出ている。また、東京放送局において少年団について放送演説も行っている。

後藤総長古稀祝賀アルバム

 大正15(1926)年6月

 後藤総長の古稀を祝い、ボーイスカウトの団員たちが描いた絵はがきをまとめアルバムとして贈られた。

ワインレッドの表紙に金色の文字で「謹祝 総長閣下古稀寿 ALBUM」と刻印されたアルバムの表紙の写真
ボーイスカウトのユニフォームを着た沢山の団員たちが、長い棒のようなものを両側から掲げて作ったトンネルを敬礼をしながらくぐって来る後藤新平と、上空を飛ぶ飛行機を描いて、水絵の具で淡く色づけした1枚の絵葉書
淡い色で色付けされた、背筋を伸ばして片手に木の枝を持ち颯爽と歩くボーイスカウトのユニフォームを着た後藤新平と、その後ろを息を切らして帽子を飛ばされながら歩く子どもの団員の絵と、「なかなかはやいナ」「七十才たりとも未だ足はおとろえんわい」の文字が書かれた1枚の絵葉書
太陽が山のすぐ上に位置する山並を背景に、三角のテントや敷物が設営されたキャンプ地で、焚火で飯盒炊飯をしている4人の団員と後藤新平を描き、水絵の具で色づけした1枚の絵葉書

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