奥州市文化財調査速報展2026「奥州市の大地といのち」

奥州市には、指定文化財296件をはじめ、1,000か所を超える埋蔵文化財包蔵地のほか、これまで十分に価値が見出されてこなかった未指定文化財など、多数の文化財が所在します。近年、文化財を取り巻く環境は急速に変化しており、文化財の滅失や散逸を防ぐため、各種の発掘調査や資料調査が継続的に実施されています。しかしながら、こうした調査研究の成果について、市民が直接触れる機会は必ずしも多いとはいえないのが現状です。
そこで本年度は、奥州市の自然史を中心とした巡回展を開催し、地域の自然環境の特徴を紹介するとともに、発掘調査や資料調査の最新成果もお知らせします。
奥州市は北上盆地の南部に位置し、北上川水系による豊かな水環境と、周囲を囲む丘陵・山地によって多様な自然環境が形成されている地域です。胆沢扇状地をはじめとする地形環境、奥羽山脈および北上山地に広がる森林、生態系などの自然環境は、古代から人々の生活や生業を支える基盤となり、地域の歴史や文化の形成とも深く関わってきました。
本展では、こうした奥州市の地形・地質・動植物などの自然環境を総合的に紹介し、地域の自然史の特色をわかりやすく紹介します。また、自然環境と人間の営みとの関係にも焦点を当てることで、地域の歴史文化の基盤としての自然の価値を再認識し、地域環境への理解と関心を深める機会とします。
展示期間
- えさし郷土文化館 第二展示室 7月25日~8月23日
- 奥州市埋蔵文化財調査センター 研修室 8月26日~9月10日
- 奥州市衣川総合支所 9月16日~9月30日
- 胆沢郷土資料館 10月3日~11月8日
- 奥州市牛の博物館 11月14日~12月20日
※施設の休館日及び衣川会場は土・日曜日、祝日は休み
主催
- 奥州市教育委員会(主管 歴史遺産課・奥州市牛の博物館)
- (一財)奥州市文化振興財団 奥州市埋蔵文化財調査センター
- えさし郷土文化館




更新日:2026年07月14日