無民第70号 金津流石関獅子躍

更新日:2025年08月08日

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市指定無形民俗文化財 民俗芸能(風流)   無民第70号

金津流石関獅子躍(かなつりゅういしぜきししおどり)

 

◆指定年月日 平成24年10月31日

◆伝承地 江刺稲瀬地区

◆保持団体 金津流石関獅子躍

石関獅子躍は、最も古い伝書が安永8年(1779)のもので、「獅子躍本体之巻」と「獅子躍躍術者之巻」が、宮城郡國分松森村(現仙台市泉区松森)の源十郎から江刺郡石関村肝入の小原吉郎治に授けられています。文政11年(1828)に梁川村栗生澤の菊池太蔵らに相伝しており、 現在の岩手県内にある金津流の鹿踊の祖といえます。昭和前半から活動を中断していましたが平成14年(2002)に活動を再開。分家筋の団体(金津流野手崎獅子躍)から正当な金津流獅子躍を伝授され、平成23年(2011)に相伝四門之儀を執り行って14代として完全復活しました。相伝を受けるたびに建てられる供養碑も8基現存しており、県内の金津流獅子躍宗家として芸能の発生又は成立を示す重要な団体です。礼庭、島霧、切り返し、雌獅子隠、案山子躍、鉄砲躍、土佐躍の金津流獅子躍全7演目が上演可能です。

◆発表の場所と時期

えさし藤原の郷定期公演(年2回)、

石関熊野神社(江刺地域 4月29日)

江刺甚句まつり(江刺地域 5月)、

江刺夏まつり(江刺地域 8月)、

石関石洞寺(江刺地域 8月13日)、

花巻宗青寺(花巻市 8月)、

花巻まつり(花巻市 9月)、

稲瀬文化祭(江刺地域 11月)

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