高野隆仙自画像

更新日:2023年09月29日

ページID: 1295
縦長の紙の下半分に描かれた、床に置かれている茶道具のお椀の前に正座をして座っている高野隆仙の自画像

高野隆仙(1811~1859年)は、武州足立郡尾間木(現埼玉県さいたま市緑区大字大間木)に住む蘭方医で長英の門人でもある。長英は脱獄後、およそ一ヶ月後に、隆仙宅にかくまわれた。長英が立ち去った翌夜、隆仙は留置され、石ぜめによる拷問を受けた。しかし、100日間たってもついに自白しなかったという。釈放された翌年、拷問による傷が再発し、だんだん衰弱して安政6年49歳でこの世を去った。

  • 資料名:絹本著色 高野隆仙自画像
  • 作者名:高野隆仙
  • 所蔵者名:高野長英記念館

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