鏑木崋国写 渡辺崋山像

更新日:2023年09月29日

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うぐいす色の着物にグレー色の羽織を羽織って左斜めを向いている上半身の渡辺崋山像模写

鏑木崋国による椿椿山筆渡辺崋山肖像の模写。
渡辺崋山は、寛政5(1793)年、江戸麹町田原藩邸で生まれた。少年の頃から学問と画業に励み、画を金子金陵、谷文晁に学んだ。画業とともに、蘭学研究にも勤しみ、尚歯会を通して、洋学の研究と普及にも努めた。長英はオランダ語の翻訳などを通して崋山の蘭学研究に大きく貢献した。アメリカ船モリソン号をめぐる幕府の対外政策を批判して『慎機論』を著した崋山は、天保10(1839)年の蛮社の獄により、捕らえられ、在所ちっ居となった。

  • 資料名:絹本著色 渡辺華山肖像
  • 作者名:椿椿山筆 鏑木崋国写
  • 制作時期:明治6(1873)年
  • 所蔵者名:高野長英記念館

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