高野長英書状(米吉宛) (天保12(1841)年)4月18日




蛮社の獄で永牢(終身刑)となって3年目に書いた手紙。
仙台より出府した米吉に、母の元気を知らせてくれたお礼を述べ、自分が禁制の「小さか」を持っていたことで手鎖をはめられ、不自由な手で牢内の様子を知らせ、出獄を予知しようと占いを信じたり、とらわれの身の苦悩が察せられる。
個人蔵
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蛮社の獄で永牢(終身刑)となって3年目に書いた手紙。
仙台より出府した米吉に、母の元気を知らせてくれたお礼を述べ、自分が禁制の「小さか」を持っていたことで手鎖をはめられ、不自由な手で牢内の様子を知らせ、出獄を予知しようと占いを信じたり、とらわれの身の苦悩が察せられる。
個人蔵
更新日:2023年09月29日