高野長英書状(高野玄齋宛) (文政6(1823)年春) (後半)

更新日:2023年09月29日

ページID: 1267
薄茶色の横長の紙に筆で書いた高野長英書状(高野玄齋宛)(後半部分)

上京3年目、長英が20歳のとき養父玄斎に宛てて書いた手紙の後半部分。このころ長英は蘭文書の翻訳を始めたが、翻訳に便利な辞書がなく困っていたところ、『訳鍵』(蘭学辞書ハルマ和解の要約書)の写本を見つけ、それを買い求めたことをつたえている。『訳鍵』の値段は三歩二朱で、一分二朱払ったが二分足りないので至急送金してほしいと頼んでいる。また、この前の送金で、春用のあわせと夏用の衣を買ったことをつたえている。

重要文化財

この記事に関するお問い合わせ先

高野長英記念館
〒023-0857
岩手県奥州市水沢中上野町1-9
電話番号:0197-23-6034(代表)
ファックス:0197-23-6034
メールでのお問い合わせ
みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか