高野長英書状(茂木左馬之助宛) (文政6(1823)年)5月11日

更新日:2023年09月29日

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横長の紙に、筆でびっしりと文字が書かれた高野長英書状(茂木左馬之助宛)1
横長の紙に、筆でびっしりと文字が書かれた高野長英書状(茂木左馬之助宛)2
横長の紙に、筆でびっしりと文字が書かれた高野長英書状(茂木左馬之助宛)3
横長の紙に、筆でびっしりと文字が書かれた高野長英書状(茂木左馬之助宛)4
横長の紙に、筆でびっしりと文字が書かれた高野長英書状(茂木左馬之助宛)5

この手紙は、長英が数え20歳のときに書いたもので、江戸にいる兄湛齋の病気による窮状を訴え、病人は帰郷できないから、万一の出費に備えて二両の借用を懇願している。手紙には、神崎屋へは多額の薬種代金借用などがあり、高野家へもこれまでもずいぶん送金してもらっているので頼みづらく、どこからも借用できない八方ふさがりの状態にあったことをつたえている。また、借金のことは水沢の高野へは内緒にしてほしいことを申し添えている。

個人蔵

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