高野長英書状(茂木恭一郎宛) (天保13(1842)年)7月29日

更新日:2023年09月29日

ページID: 1697
横長の紙に細かい文字でびっしりと文章が書かれた高野長英書状(茂木恭一郎宛)1
横長の紙に細かい文字でびっしりと文章が書かれた高野長英書状(茂木恭一郎宛)2
横長の紙に細かい文字でびっしりと文章が書かれた高野長英書状(茂木恭一郎宛)3
横長の紙に細かい文字でびっしりと文章が書かれた高野長英書状(茂木恭一郎宛)4

長英入牢4年目、数え年39才の手紙。牢修復のため、転移して苦労したがしばらく元の場所に戻っての手紙。筒井が退官し、鳥居が町奉行になったことをなげき、一方、大赦になることを期待している。そして母の安否を大変気遣い、元気ならば、母上の手で14、5字「たっしゃでいるよ」と書いてください。そして、その横に手に墨をぬって手判をおしてください。と長英のせつないまでの母を想う心が伝わってくる。

個人蔵

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