聞見漫録 第一

更新日:2023年09月29日

ページID: 1935
薄茶色の見開きのページ右側には年号や題名が記され、左側には漢字とカタカナで文章が記され、ところどころ取消の線が引かれている文書の写真
薄茶色の見開きのページの左右に漢字とカタカナで文章が記され、ところどころ取消の線が引かれている文書の写真

高野長英が著した。草稿本であり、「西洋学師ノ説」「濯除汚点術」「西洋年号ノ説」「和蘭世紀」を収める。自筆メモ帳に「西洋学師ノ説」や「和蘭世紀」と題するメモ風の記録が載る。「西洋学師ノ説」は、自然学史ないし自然哲学史というべきもので、最も早い1400年以降の西洋哲学の紹介である。雑記帳であるが、高野長英の蘭学研究の内容の一端を伝えている。

重要文化財

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