砲家必読 全11巻

更新日:2023年09月29日

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青い表紙に「砲家必読」の文字と番号が書かれた細長い白い紙が貼られた書物が10冊並び、一緒に並んだもう1冊は漢字とカタカナで記された見開きのページが開かれている写真

高野長英が宇和島滞在中の嘉永元(1848)年に翻訳した砲術書。1832年に刊行されたオランダ人スチルチイスの「Handleiding tot de kennis der verschillende Soorten van batterijen」が原書である。各種砲台の構築法及び用途、諸砲の配列、砲台設置場所の選定、砲台築造に用いる各種の基材、火薬倉の築造法などが図版入りで解説されている。久良砲台の設計は本資料を参考に進められたものと考えられる。

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