大間木

更新日:2023年09月29日

ページID: 1371
木々に囲まれた中に萱葺き屋根の建物が建っている白黒写真

高野隆仙宅 長英が隠れていた離れ

大間木(埼玉県さいたま市緑区)

中仙道の宿場町、浦和から5キロメートルほど北東の位置に、長英の門人、高野隆仙(たかのりゅうせん)が医業を開いていた武州足立郡大間木(おおまぎ)がある。現在の埼玉県さいたま市緑区大間木にあたり、上州に旅する長英が何度か立寄ったとも考えられるところでもある。
 牢を脱走した長英は、一時、この高橋隆仙宅に身を潜めたと言われ、現在も、その離れが保存されている。長英を逃がした後、幕府の捕り方につかまった隆仙は100日にも及ぶ拷問を受けたが白状しなかったと言う。
 この時、長英は中仙道を上州に向かったとされる。が、牢を脱走した半月後に米沢に現われた長英は、日光街道に出てから奥州へ向かったと考えられる。

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