香取

更新日:2023年09月29日

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香取(千葉県香取郡)

四国の宇和島から江戸にもどった長英は、下総国香取郡萬歳村(しもうさのくにかとりぐんまんざいむら)を訪ねた。現在の千葉県香取郡干潟町萬歳(ひかたまちまんざい)で、ここに門人の花香恭法(はなかきょうほう)がいた。長英は恭法の留守中に、マーリンの蘭仏辞典とブラントの三兵戦術書蘭訳写本を質におき、家族から5両の金を借りて江戸にもどった。嘉永3年(1850)年3月のことである。
 これより先の文政5年(1822年)、江戸留学中の長英は、日光山の採薬を吉田長叔に命じられ、日光から筑波山を回り、鹿島神宮、香取神宮に参拝し、友人を一宮に訪ねている。

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