福島

更新日:2023年09月29日

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入り口付近に沢山の薬などが置かれ、黄土色の軒先テントにP大日本製薬と書かれた建物外観の写真

油屋藤兵衛の薬屋

福島(福島県福島市)

奥州街道の宿駅であった福島は、板倉家30,000石の城下町で、米沢、会津、相馬と結ばれた交通の要所であった。
 この福島の油屋藤兵衛に長英は2~3日の間身をかくし、薬剤の調法を伝えたとされている。明治以降は、喘息や風邪の薬として売られ、高野長英先生遺法「鎮驚丹(ちんけいたん)」の商標スタンプが残されている。
 故郷の母との再会を目指し旅の途中、福島を経由したことは充分に想定される。事実、牢を脱走した長英は、半月後の弘化元年(1844年)7月16日、米沢を訪ねている。

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