中之条

更新日:2023年09月29日

ページID: 1520
2階建てで入り口に「高橋景作屋敷」と書かれた看板がたてられている建物の写真

門人高橋景作の屋敷

昔ながらの長屋風の2階建ての建物で道路に面した場所にある鍋屋旅館の写真

鍋屋旅館

中之条(群馬県中之条町)

群馬県吾妻郡中之条町などは、長英が江戸で塾を開いた当時の門人が多い。中之条の柳田鼎蔵(やなぎだていぞう)、沢渡の福田宗禎、横尾の高橋景作などの招きで、長英はこの地を何度か訪れ蘭学の講義や治療をするとともに、榛名山で薬草の採集を行ったと伝えられている。また、天保9年(1838年)で焼失した麹町の屋敷再建では、柳田や福田の援助を受け上州から材木を筏で運んでいる。
 また、中仙道の高崎宿から越後の出雲崎にでる三国街道(みくにかいどう)が通るこの地は、牢を脱走した長英の潜伏地でもあり、高橋景作宅や中之条の鍋屋旅館に身を潜めたと言われる。

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