足柄
足柄(神奈川県南足柄市)
四国の宇和島に潜伏する前の一時、長英は、伊豆韮山(にらやま)の代官、江川英竜(えがわひでたつ)の世話で、相模国足柄上郡(さがみのくにあしがらかみぐん)に身を隠したと言われる。が、神奈川県南足柄市の周辺のどこなのか、「高野長英傳」などはその場所を特定していない。
「蛮社の獄」の引き金となった江戸湾調査で鳥居燿蔵の恨みをかったのが江川である。
なお、長英は、弘化3年(1846年)、内田弥太郎から頼まれ「遜謨兒四星編」と「星学略記」を翻訳しており、この足柄の地で執筆したと考えられている。
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更新日:2023年09月29日