地域医療奥州市モデルを公表

更新日:2023年09月29日

ページID: 8253

地域医療奥州市モデルについて

 5つの市立医療施設、県立病院や民間医療施設、それぞれの強みを生かしつつ、機能分化・連携強化を図り、ネットワーク型による地域医療体制を構築しようとする「地域医療奥州市モデル」。

 モデルの内容につきまして、市議会全員協議会(3回)、地域医療懇話会(4回)、市政懇談会(6回)、出張懇談会(20回)により、議員各位や市民、医療関係者等の皆さんに説明をいたし、こうした会議や説明会の場、さらにメールやファックスを通じ、たくさんの意見・提案をいただきました。

 市はこれらの意見を踏まえて必要な加除修正を施した「地域医療奥州市モデル」を機関決定し、6月9日(金曜日)に市議会全員協議会でその内容について説明を行いました。

 今後は、市立医療施設、県立病院、民間医療施設それぞれの強みを生かしながら機能分化を図るとともに、人的つながりを深めつつ、医療情報のデジタル化等DXの推進によって連携を強化し、地域全体をカバーするネットワーク型による地域医療体制の構築に向けた取り組みを可及的速やかに展開し、当市の地域医療を確保してまいります。

 なお、取り組みを実施するうえでさらに詳細な検討が必要な施策もあるため、検討組織を立ち上げるなど、早期に目的を達成できるよう努めます。

地域医療奥州市モデルの趣旨

 広大な面積を有する奥州市は、その多くは中山間地域であり、採算面等から民間医療機関による医療の提供が困難な地域が多く、公的医療施設に課せられる役割は非常に大きくなっています。

 当市は、総合水沢病院、まごころ病院、前沢診療所、衣川診療所、衣川歯科診療所の5つの市立医療施設を設置し、それぞれが独自性を生かし、地域医療の確保に貢献してきました。

 人口減少、高齢化の波は当市にも等しく押し寄せ、今後外来ニーズは減少しつつも、介護ニーズに関しては2030年代中盤まで増大すると予測されているます。加えて、地方における医師等の不足と2024年度から始める医師の働き方改革への対応をも考慮すれば、市全体の医療資源の最適化と市立医療施設の経営改善に取り組み、安定的に医療を提供できる持続可能な地域医療体制と介護体制を早急に構築する必要があります。

 このため、市では、市立医療施設、県立病院、民間医療施設それぞれの強みを生かしながら機能分化を図るとともに、人的つながりを深めつつ、医療情報のデジタル化等DXの推進によって連携を強化し、地域全体をカバーするネットワーク型による地域医療体制を構築するものであり、目指す姿を「地域医療奥州市モデル」として策定するものであります。

 地域医療奥州市モデルの内容、詳細は下記ファイルをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

未来羅針盤課 羅針盤プロジェクト室
〒023-8501
岩手県奥州市水沢大手町1-1
電話番号:0197-34-2506
ファックス:0197-22-2533

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか