企業等における環境学習の取組について
今注目されるESD(持続可能な開発のための教育)
ESD(イー・エス・ディー)は、「E」エデュケーション フォア、「S」サスティナブル、「D」ディベロプメントの略称です。日本語で「持続可能な開発のための教育」と訳され、「持続可能な未来や社会づくりのために行動できる人の育成を目的とした教育」のことを言います。
ESDでは、環境問題・地域の課題など、多様な問題が絡み合い解決が困難な現代の課題に対し、
- 一人ひとりが自らの問題として捉え、自分にできることを考える
- 地球レベルの広い視野で考える
- 多くの人たちが目的を共有し、つながり、一緒に取り組む
という3つの視点で取り組みます。
ESDはSDGsが採択される前の1980年代から世界全体でその重要性について認識されてきましたが、SDGsが昨今注目されるようになってから、益々注目されています。ESDは質の高い教育に関するSDGsに必要不可欠な要素であり、また、その他の全てのSDGsの達成への鍵として、ESDは不可欠とされています。
SDGsとは
SDGs(エス・ディー・ジーズ)は、「S」サスティナブル、「D」ディベロプメント、「Gs」ゴールズの略称で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳されます。
2015年9月国連サミットで採択されました。国際社会全体の普遍的な目標ということで、2030年までに全世界が世の中で起きている貧困や飢餓、エネルギー、気候変動などの問題を解決し、未来の子どもたちや地球そのものが安心で住みよい環境づくりを目指すため、17のゴールと169のターゲットが設定されました。
環境問題等に関する学習のサポートを行います
ESDの対象は、学校教育をはじめ、社会教育や企業の人材育成など、持続可能な社会を担う全ての活動が含まれます。また、活動分野も環境問題をはじめ、人権、福祉、男女共同参画、多文化共生など多岐にわたります。
学校だけではなく、子供会や自治会、企業も対象です!!
市では、環境学習に関する「学習の進め方」や「講師派遣」について、ご相談にのります。
『市内小中学校に案内している「水生生物調査を活用した水質検査」「地球温暖化・エネルギーに関する学習会」「ごみ・リサイクルに関する学習」といったメニューをやってみたい』
『企業等でSDGsに取り組もうと思うが、SDGsについて学習会をしたい』 など
興味のある方は、ぜひ、下記問い合わせ先へご連絡ください。
市内企業における環境講習会サポート事例
令和4年3月2日、3日の2日間に分けて、一般財団法人水沢環境公社において環境講習会を行いました。
参加者は、一般財団法人水沢環境公社の職員75名です。
「SDGs」「食品ロス」をテーマに、市生活環境課職員が講演を行いました。
SDGsについて自分事として捉え、出来ることから始めていけば良いことが分かった等の感想を頂きました。
この記事に関するお問い合わせ先
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年09月29日