災害に備えましょう(乳幼児・妊産婦の方へ)
災害に備えましょう(乳幼児、妊産婦の方へ)
乳幼児や妊産婦のいる家庭の、非常時の必需品
ライフラインが断たれた後、自宅で生活しなくてはならない場合や、避難所で生活する場合を想定して最低3日分、できれば1週間分の備蓄をしておくとよいでしょう。
以下に、災害に備えて準備しておくとよい必需品をまとめています。
乳幼児や妊産婦のいる家庭では、特にも準備をお願いします。
食料品
- 水:調理も含めて飲料水は、1人あたり1日3リットル必要と言われています。
- 常温で日持ちする食料品:レトルト食品や缶詰など。日常の食事に利用しながら買い足しをすることで、賞味期限切れを防ぎましょう。
- 米や乾麺:水や熱源が必要ですが、備蓄しておくとよいです。パックご飯もよいでしょう。
- 育児用ミルク:余分に買い置きをしておくと安心です。(粉ミルク、液体ミルク)
哺乳瓶と消毒液(または使い捨ての哺乳瓶)なども必要です。 - ミルク調乳用の水:硬水よりも軟水(ミネラル成分が少ない水)を準備しましょう。
- 離乳食:市販のベビーフードは長期保存ができ便利です。スプーンも忘れずに。
- 幼児食:大人の食事と同じではまだちょっと早い、という場合は大人の介護食品の利用も可能です。
食事に係る生活用品
- 使い捨て食器、紙皿、紙コップ:食器や水道が使えない時に使います。紙コップは哺乳瓶がない時にも代用可能。
- ラップ、アルミホイル、ビニール袋:調理器具がない時にも便利です。
- カセットコンロ:ガスボンベも備蓄しておきましょう。
- 照明(懐中電灯):電池も多めに準備しましょう。
その他
- 紙オムツ、おしりふき、生理用品:おしりふきは水道が使えない場合、手や体を拭くことにも使えます。
- ティッシュペーパー
- トイレットペーパー
- ウェットティッシュ:水道が使えない場合、手や体を拭くことにも使えます。
- 消毒用アルコール:感染症対策にも有効です。
- 常備薬、持病薬:おくすり手帳もあると便利です。
- マスク:感染症対策にも有効です。
- 肌着などの着替え、タオル
- 授乳用ポンチョ:母乳をあげているママには便利です。
- 母子健康手帳、保険証:医療費受給者証もあるとよいです。
- おもちゃ、絵本:使い慣れたおもちゃがあると、心のケアにつながります。音が出ないものがよいでしょう。
- 抱っこ・おんぶひも
- 毛布、タオルケット
食物アレルギーのある方
食物アレルギーのある方は、アレルギー用ミルクやアレルギー用食品を準備しておきましょう。アナフィラキシーショックへの対応のため、緊急時の経口薬やエピペン(注射薬)も準備しておきましょう。
医療器具を装着している方(痰の吸引、経管栄養、酸素吸入など)
必要物品を多めに準備しておきましょう。
災害時は、次のことを確認します。
・医療機器に破損など、異常がないか?
・ライフラインに問題がないか?
・在宅が困難となった場合には、病院または救急車に連絡し、入院の手配をします。
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更新日:2023年09月29日