ごあいさつ

当院のホームページをご覧いただきありがとうございます。

私は令和5年4月に院長に就任しました伊藤正博です。 どうぞよろしくお願い致します。

   まごころ病院がある奥州市胆沢は岩手県南内陸部に位置する豊かな自然に囲まれた地域で、主産業は農業のまちです。当院は48床の小病院ですが地域に密着した病院として地域医療に取り組んでおり、外来診療や入院診療に加え、訪問診療、訪問看護等の在宅医療にも力を入れています。

   訪問診療については奥州市内の他の地域からの依頼も増え対応エリアは拡大しています。また地域の保健・福祉・介護部門との連絡会を構成し連携を図っています。多職種間の情報交換や研究発表の場を設けたり、地域の健康フェスティバルの開催を通し地域住民の健康意識の醸成を図るなどして、地域の皆様の生活を支えるべく地域包括ケアを推し進めています。

   地域医療構想により医療機関の機能分担が求められている中、地域住民の慢性疾患診療や救急対応に加え、当院には胆江地域の回復期機能や在宅医療への注力が求められています。当圏域の他の医療機関との連携や協力を密にし、地域の皆様の医療や健康のニーズに柔軟に対応できる病院を目指します。

   当院の基礎を築かれた先生方が残された『まごころ病院の願い』、そこには「共に、癒し癒されんことを」という一節があります。まごころ病院は、これまでそうであったように、今後も地域の皆様と共に歩む病院でありたいと考えています。職員一同、地域に貢献すべく努力して参りますので、皆様方のより一層の御支援、御協力をよろしくお願い申し上げます。

                  奥州市国民健康保険まごころ病院 院長 伊 藤  正 博