SDGsの学習会を実施しました!

更新日:2023年09月29日

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 令和2年9月13日(日曜日)、江刺生涯学習センターにて『SDGs学習会』を実施しました。岩手県地球温暖化防止活動推進センター/環境学習交流センターの齋藤さん、坂下さんを講師に、市内中学校の先生方6名と奥州めぐみネット7名がSDGsの概要講習とSDGsをより身近に感じることが出来るカードゲーム・スゴロクゲームを体験しました。

SDGsとは??

S (サステイナブル) D (ディベロプメント) Gs (ゴールズ)

 日本語で、持続可能な開発目標と言います。2015年9月国連サミットで採択されました。国際社会全体の普遍的な目標です。

 2030年までに全世界が世の中で起きている貧困や飢餓、エネルギー、気候変動などの問題を解決し、未来の子どもたちや地球そのものが安心で住みよい環境づくりを目指すため、17のゴールと169のターゲットが設定されました。

SDGsポスター(17のアイコン 日本語版)

 現在、日本のSDGs達成度合いの順位は、17位。昨年15位からの後退…とのこと。

 概要講座では、17のゴールも『環境』 ⇒ 『社会』 ⇒ 『経済』のウエディングケーキモデルの3階層に分けて考えられ、持続可能な「社会圏」「経済圏」を支えるためにも土台である「生活圏」の目標を達成することが重要であることを学びました。

 また、自分たちの行動をSDGsに結びつけて考えることで問題を身近に捉えることが、目標達成へ繋がることになると講師の齋藤さんは語られました。

出張学習「THE SDGsカードゲームX」「SDGsスゴロクゲーム」の体験

 どちらもSDGs自分たちの行動に結びつけるための『考え方』を学べるとても楽しいゲームでした。

THE SDGsカードゲームX

グループごとに別れて、参加者が向いあって座っており、机の上に置かれたカードを使ってSDGsカードゲームをしている様子の写真

 トレードオフカード(17の目標に対する課題を提示するカード)に対して、リソースカード(問題解決のための手段)を使って、どのように問題を解決すればよいか意見を出し合うゲームです。

 自分の意見を発表するためにこれまでの行動を振り返ったり、知っている情報を思い出したり、情報をまとめたりすることにとても頭を使いました。

 立場や過ごしている環境の違いで目標に対しての問題意識や解決の手段が様々であることが分かります。

SDGsスゴロクゲーム

暗い室内のスクリーンに「すごろくゲーム」に関する資料が写しだされている写真
暗い室内の前方のスクリーンに資料が写し出されており、スクリーン横の壇上で説明をしている人、参加者が席について話を聞いているSDGsの学習会の様子の写真

 17の目標の達成に近づく活動や反対の行動を考え(例:エコバックを使って買い物をした1マス進む)、スゴロクシートを作成し、ゲームを行います。

 ゲームを行う中で、周りの人が17の目標に対してどのような活動をすれば良いと考えたかが見えました。様々な発想があり、とても楽しめました。

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