7月イベント「夏の自然観察会」を開催しました!

更新日:2023年09月29日

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令和2年7月5日(日曜日)、夏の自然観察会を開催しました。衣川・胆沢地域を縦断する「東北自然歩道「胆沢平野を望むみち」を歩くこのイベントには、会員や市内外から申し込みいただいた皆さん18名に参加をいただきました。講師の先導で、ヒバリやウグイスの声を聴きながら、山野草を観察したり散居の里山風景を眺めつつ、3時間かけて約17キロメートルの道のりを踏破しました。

 朝9時、胆沢愛宕地区センターに集合。まずは講師からごあいさつ。 あいにくの小雨でしたが、カンカン照りよりは良いのかな?車に分乗して衣川へ向かいました。

後方には森が見える広々とした駐車場に、参加者の皆さんが傘をさして集まり、講師の男性の説明を聞いている様子の写真

 雨に濡れた山道を歩く参加者たち。これは強そうな名前の「オニノヤガラ」。ラン科の植物ですが、光合成をしないため葉緑素を持たず、葉も無いのだそうです。

緩やかな登り坂になっている舗装された山道を、参加者の皆さんが傘をさして登っている様子を後方より写した写真
長く真っすぐに伸びた茎で壺状の花が沢山咲いているオニノヤガラが複数生えている写真
参加者の女性が、オニノヤガラを携帯電話のカメラで撮影している様子の写真

珍しいウバユリ。伸びた茎についた蕾様のものは、さらに上に伸びて複数の蕾になります。白い花は、トリアシショウマ、艶やかな実はモミジイチゴ。

草の生い茂る中にすっと1本だけ茎が伸び、上部に薄黄色の花のつぼみが膨らんでいるウバユリの写真
草の生い茂る中に枝分かれした白い花が咲いている様子の写真
葉がモミジの葉の形に似ており、緑褐色の枝に橙黄色の集合果の実をつけているモミジイチゴの写真

「あ、コイがいるよ!」「あっち、あっち!」 上萩森のため池に咲いていた紅と白の美しいハス。

上萩森のため池の周りに傘を差した参加者の皆さんが集まって、池の様子を観察している写真
ため池に緑の蓮の葉が沢山浮かんでおり、遠くには赤い蓮の花、手前には白い蓮の花が沢山咲いている写真

池のほとりに咲いていた花にはマルハナバチやキイロスズメバチが集まり、ブーンブーンと羽音を立てて蜜集め。農家で一般に受粉作業に使われるセイヨウマルハナバチは、在来種ではないのだそう。右はアジサイによく似たノリウツギ。

雨粒のついた楕円形の葉が茂り、小さな総状の花が咲いており、ハチが花に停まっている様子の写真
緑色の葉の先に枝が伸び、枝先に円錐状の白い花が咲いているノリウツギの写真

 ♪ 今日一番の笑顔で記念撮影 ♪

後方には木々が見える池のほとりで、「奥州市環境市民会議 奥州めぐみネット」と書かれた黄色いのぼり旗を両側の参加者が持って2列に並び、笑顔で記念撮影をしている写真

 山城鹿合館跡公園入口に立ち寄り休憩、みんなで歩数を比べっこ。

集合地点の愛宕地区センター前の案内板が設置されている一角にに参加者が集まっている様子の写真
参加者の皆さんが談笑しながら、歩道を歩いている様子の写真

 集合地点の愛宕地区センターに帰還! 達成感にあふれたいいお顔です。お疲れ様でした。

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