9月イベント「市営バスの旅~人首町の歴史と自然を辿る~」を開催しました!

更新日:2023年09月29日

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 令和2年9月26日(土曜日)、『市営バスの旅~人首町の自然を辿る~』を開催しました。江刺米里を会場に開催した当イベントには、20名を超える方々の参加をいただきました。講師に佐伯研二さん、大和久彰さんをお迎えして、人首町の歴史と自然を学びました。

 江刺総合支所にあるバス停から市営バスに乗り込みます。バスの到着前に市の公共交通担当者から、市営バスの現状について説明されました。コロナの影響もあり、公共交通の利用者は減ってきているそうです。

バス停にリュックサックを背負った参加者の方々が集まっている様子の写真
バス停にリュックサックを背負った参加者の方々が集まって説明を聞いている様子の写真

 無事米里のバス停に到着しました。

ここから「人首文庫(佐伯邸)」へ向かいます。

「奥州市営バス 米里」と書かれた円形で青紫色のバス停の写真
バス停に到着したバスから下りている参加者の皆さんの写真
バス停に停車している奥州市営バスから、次々と参加者の方々が降りている様子の写真

 「人首文庫」に到着。お昼休憩では、地元で作られたお団子をいただきました。

休憩後は、館主の佐伯研二さんより、人首町の歴史についてお話をしていただきました。

宮沢賢治が人首町を訪れた際の逸話もお話しいただきました。

白壁で黒い柱に、黒い屋根の付いた立派な大手門の写真
奥に平屋作りの佐伯邸があり、参加者の方々が玄関前に集まっている様子の写真
広々とした和室に机が置かれ、参加者の方々が座り、休憩をしている様子の写真
トレイ入った2種類のお団子を両手に持っている写真
前方に資料が展示されている和室の室内で、拡声器を持って話をしている男性と、座って話を聞いている参加者の方々の写真
前方に資料が展示されている和室の室内で説明をしている男性と、座って話を聞いている参加者の方々を後方より写した写真

 いよいよ散策に出かけます。最初に向かったのは壇ヶ岡(だんながね)。宮沢賢治碑「人首町」があり、この丘から人首町が眺められます。春には桜で満開になるとのこと。

小高い場所に小さな社のような建物があり、参加者の方々が散策している様子の写真
丘の上から見下ろした人首町の家々と遠くに見える緑の山を写した風景写真
丘の下まで続く階段を参加者の方々が降りている様子を階段の上から写した写真
林の中の一角に参加者の方々が集まり、拡声器をもった男性の説明を聞いている様子の写真

 次に向かったのは人首カトリック教会堂跡。現在は鐘しかありませんが、夕方5時に鐘の音が町中に響くそうです。

手前には赤い彼岸花が咲いており、その奥にある登り坂の階段を参加者の方々が登っている様子を下から見上げるように写した写真
赤い三角屋根の建物と左手前には石碑がたっており、参加者の皆さんが集まって説明を聞いている様子の写真

 こちらは旧菊慶旅館。宮沢賢治が2度投宿したといわれ、2階からの眺めが詩「人首町」のモチーフになったそうです。

旧菊慶旅館前に参加者の方々が集まって、拡声器を持った男性の説明を聞いている様子の写真
菊慶旅館について書かれた説明文と写真が掲載された案内版の写真

 宮沢賢治が歩いたとされるあぜ道と角南医院跡です。菊慶旅館から角南医院に訪れる際に、この道を通ったと考えられています。

両側に田んぼのあるあぜ道の前に参加者の方々が並んでいる様子の写真
稲穂の実る田んぼの広がるあぜ道を参加者の方々が歩いている様子の写真
遠くには木々が見え、道路端は小高い土手になっている道路の道端に参加者の方々が集まっている散策の様子の写真

 散策後に集合写真を撮影し今回の旅は終了しました。この後市営バスで帰ります。

参加された皆様ありがとうございました。

参加者の皆さんが集まって2列に並び、笑顔で写っている集合写真

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